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毎朝私がアロエベラジュースを飲む理由──そのメリットと実践方法とは?

  • 2025.2.22

もし“アイコニックな植物”と呼ばれるべきものがあるとしたら、アロエベラはその名にふさわしい。トゲトゲした触手のような葉とネバネバした果肉を持つアロエベラは、誰もが窓辺に飾りたくなるような愛着の湧く存在だ。しかし、アロエベラは単なる観葉植物ではない。何世紀にもわたり美容効果や薬効があるとされてきたアロエベラが、身近なスキンケア製品にもよく使われているのにはそれなりの理由がある。熱帯や亜熱帯、乾燥地帯、さらにはリビングルームでさえよく育ち、抗炎症作用や抗菌作用までもあるから、本当に優れた植物だといえるだろう。

ただ、多くの人がつい忘れがちなのは、アロエベラの加工品を使用するのではなく、そのまま体内に摂り入れることで、さまざまなメリットを享受できるということ。つまり、さまざまな健康ショップで簡単に購入できる純粋なアロエベラジュースを飲むことで、健康的な効果をより上げられるということだ。ただ、ここで注意しておきたいのは、寝室のアロエベラは決してかじらないように! 葉の中のゲルを包んでいるラテックスが胃を刺激する可能性があるから……。

私が数週間前にアロエを摂り入れ始めたときは、早朝5時からのランニングや鍼治療などのヘルスハックに比べて、毎朝簡単に続けられる方法として、単純にジュースをココナッツウォーターに混ぜて飲んでいただけだった。しかし、ここで肝心なのは“なぜアロエベラジュースではならないのか?”という理由──そこで、アロエベラジュースとその多くの効果について知っておくべきことを紹介しよう。

アロエベラジュースの味とは?

どのタイプのジュースを選ぶかにもよるが、中には同じ健康効果のない砂糖入りのものや、100%純粋のオーガニックなものもある。アロエベラジュースは少し苦く、マイルドな柑橘形の風味がすることがあり、私は50mlのショットに入れた純粋なジュースをココナッツウォーターに混ぜて、氷を入れて飲むのがお気に入りだ。またはスムージーに入れて飲むこともあるが、その味はほとんど気にならない。しかし、多くの人は単純にスプーンで2、3杯をそのまま飲む方が簡単だと感じるだろう。

アロエベラジュースの健康効果は?

Photo_ Kameliq/Getty Images
Aloe Vera LeavesPhoto: Kameliq/Getty Images

この小さな多肉植物は、実はすごいパワーを持っている。「アロエベラジュースは、抗炎症作用、抗菌作用、抗酸化作用などさまざまな健康効果があり、何世紀にもわたって伝統医学で使用されてきました」と、栄養士でArtah社の栄養部門責任者であるエイプリル・メイ・モーガンは説明する。「アロエベラジュースはフラボノイド、フィトステロール、ビタミン、ミネラルが豊富で、口腔ケアや血糖コントロール、消化支援、肌の質の向上など、さまざまな用途に使われてきました」とも話した。具体的には以下ような効果を期待できるだろう。

免疫システムを強化

モーガンによれば、アロエベラジュースは抗酸化物質とビタミンが豊富に含まれており、免疫システムを助け、調整するのに役立つという。「アロエベラはビタミンC、E、ベータカロチンを含み、これらはすべて抗酸化物質で、酸化ストレスに対抗し、免疫システムを強化するのに役立ちます」。また、「抗炎症作用もあり、免疫反応を調整するのにも役立ちます」とも語る。

消化を助ける

研究によるとアロエベラジュースは消化を助け、過敏性腸症候群の症状を軽減する可能性があることがわかっている。「アロエベラジュースは、その粘液質の特性と多糖類の成分により、消化管をなだめ、穏やかな効果を与えることで知られています」。さらに「酸逆流、胸焼け、消化不良の症状を軽減するのにも役立ちます」と付け加えた。

血糖コントロール

今後、さらなる研究が必要だが、予備的な研究では、アロエベラを摂るすることで血糖コントロール(要は血糖値の管理)に良い影響を与える可能性が示唆されている。これは糖尿病予備軍や糖尿病患者にとって有益である可能性があるが、当然ながらこれらの疾患を患っている場合は、サプリメントを摂取したりジュースを飲む前に、医師に相談するのがベストである。

アロエベラジュースは1日にどのくらい飲むべき?

一般的には、1日50mlから120mlのアロエベラジュースを飲むことが推奨されているとモーガンは話す。水のようにがぶ飲みする必要はなく、消化を助けるために使うのであれば、食事の前に飲むと効果的。それ以外の場合は、1日の好きなタイミングで飲んでも問題ないそうだ。

Text: Daisy Jones Adaptation: Mika Mukaiyama

From VOGUE.CO.UK

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