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【アンミカさん】未来を切り開くポジティブ金言!大人に効く、言葉のサプリ

  • 2025.2.23

周囲を明るく照らす華やかな笑顔に加えてポジティブマインドにあふれる考え方や言葉の数々で多くの人を惹きつけるアン ミカさん。
これから大切にしていきたい生き方のヒントと、美しさをつくる食習慣を教えてもらいました。

アン ミカさん
1972年生まれ。モデル、タレント。テレビやラジオ、俳優、エッセイ執筆、講演会など幅広く活躍。著書『365日、アン ミカ思考で幸運体質! ポジティブ手帳2025』(小学館)他多数。野菜ソムリエや漢方養生指導士の資格を持つ。

幼少期の幾多の経験が明るく生きる原動力に

太陽のように明るいオーラを放つアン ミカさん。
ポジティブマインドの原点を伺うと、「幼少期に経験した苦労のおかげかもしれません。ネガティブを知っている分、光のありがたさがわかるんです」と言います。

小さな家に5人兄弟と両親の7人暮らし。
家計が苦しかったり、最愛の母が病気になったりと災難が降り注いだそう。家計を助けようと、新聞配達のアルバイトも。

「なぜ私ばかり苦労するの?と思うこともあったけれど、苦労は幸せをつかむチャンスなのだという話を聞き、前向きになれました。
アルバイトの朝型生活で余った時間に授業の予習をしていたら、成績が上位に。部活の朝練も欠かさず参加していたら、陸上の大阪代表に選ばれるなど、いいことばかり。この体験から、物事を明るくとらえると上手くいくのだと知ることができました」

50代になり、ますます美しさに磨きがかかるミカさん。
「30代と40代は大病を患い、一足早く更年期のような症状に悩まされていました」

30代のころは甲状腺が弱く、体質改善のため、食養生への興味が湧いていったそう。

「自分で自分の機嫌をとり、元気に過ごすため、何をどのように食べればよいかを意識しながら過ごすのが習慣に。おかげで、50代になった今が、一番健やかで楽に過ごせています」

体調や季節に合わせて、自分の体質に合う漢方を飲むのが習慣。

自分を心地よくしてくれる香りを見つけておく。
こよりにしたティッシュにアロマをたらし、枕元に置いて寝ると呼吸が楽に。

夜に頭を逆さにしてこめかみから後頭部に向かってブラッシング。
さらにCBDオイルを耳の周りに塗り、耳下腺をマッサージすると顔がすっきり。

未来を切り開くポジティブ金言

落ち込んだり、不安になったり、心がゆらぎやすい大人世代の背中をそっと押してくれるアン ミカさんのメッセージをお届け。

自分の好奇心には素直に!

人生100年時代と考えても、私は今、人生の折り返し地点に立っています。
年齢を重ねて、全部をやった気分になるのではなく、気持ちが華やぐ場所に行き、心が躍る人に会い、いつでもワクワクしていたいと思っています。
最近は、仕事の幅を広げてミュージカルやチャリティライブに挑戦しているんです。
やりたいことを見つけたら、フットワークを軽く、好奇心に素直になるような気持ちで行動してみると、新しい世界がどんどん広がっていきます。

「ありがとう」を言葉にして関係性を深める

夫と出会ったのは38歳のとき。40歳で結婚し、一人で生きてきた時間が長かったせいか、夫のやさしさや気遣いに最初は戸惑っていました。
「荷物を持つよ」と言われても「大丈夫」と断ったりして。
でも相手の思いやりに「ありがとう」と素直に言える人のほうがチャーミングで、よりよい関係性が築けるのだと気づけたんです。
プライベートでも仕事でも、感謝の気持ちを込めて、小さなことでも「ありがとう」の一言を添えるよう心がけています。

心地いいものを五感別に判断する力を養う

自分を知るというのは、ポジティブに生きる上でとっても大切なこと。
五感が喜ぶもの、心地よいものを知り、それを身の回りに置いておきましょう。
部屋に好きな花を飾ったり、お気に入りの音楽を聴いたり、香りをまとったり。
自分の好みで五感を満たすと、自然とリラックスできます。
イライラが増え、落ち込みやすくなっているときは、自分が何をしたら気分転換になり、甘やかしてあげるものは何かを考えてみると、気持ちがふっと楽になりますよ。

姿勢、目線、口角、 笑顔が幸せを呼び寄せる

幼少期に階段から落ちて口元を怪我したことで、人前で笑うのが怖くなってしまったんです。
当時化粧品会社に勤めていた母が私に、本当の美人とは目鼻立ちが美しい人ではなく、一緒にいて心地よい人のことだと伝えてくれました。
母から教わった、姿勢をよくすること、相手の目を見て話を聞くこと、いつも笑顔でいること、人の話をよく聞くことの4点を実践していくうちに、“ミカちゃんの笑顔いいね”と褒められ、自信に変わりました。

自分を愛することが幸せになる第一歩

自分にも感謝の意を表して、肯定して、愛することを大事にしています。
何かに失敗したとき、つい自分を責めてしまいがちですが、誰かと比較して落ち込んでしまうのではなく、「今日もがんばったね、ありがとう」とたくさんねぎらい、褒めてあげましょう。
すると、にこやかでいられて、一緒にいる相手も笑顔になってくれる。それだけでうれしくなります。当たり前にある日常は、奇跡の連続です。
私は毎朝、手を合わせて、起きられたことにも感謝しています。

撮影/枦木功[nomadica](AHN MIKA), Akiko Arai(food) スタイリング/ 加藤万紀子(AHN MIKA), 仲村理恵(props), 中里真理子(food) ヘアメイク/Kazushige Furumoto 料理/Miki Ikeda 文/佐久間千絵

大人のおしゃれ手帖2025年1月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中! ※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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