40代編集者が最高に癒された！森の中のホテル「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート＆スパ」で週末リフレッシュ旅のススメ

東京駅から新幹線で33分で小田原駅に到着、新宿駅からなら小田急ロマンスカーで箱根湯本駅までは最速75分。日本でも有数の温泉地である箱根が、こんなに距離的にも時間的にも身近な場所ってご存じでしたか？
例えば金曜日の夜の仕事終わりからふらっと1泊なんていう、気軽なリフレッシュができる嬉しい観光スポットなんです。まだ寒い今の季節の温泉は格別♡ 箱根町強羅に位置する「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート＆スパ」なら、山々に囲まれた静寂で大人のホテルでグルメもスパも楽しめ、快適ステイを約束してくれます。そんな「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート＆スパ」でリフレッシュしてきました！

清潔感のある客室で快適ステイをお約束

リビングルームと呼ばれるラウンジスペース。その名の通り、居心地のよい我が家のようなアットホームな空間。こちらでお茶が楽しめます。

今回宿泊したのはこちらの「マウンテンビューツイン」。広々していて、もう室内なのに清々しさまで感じちゃいます。贅沢空間すぎる！

この景色を眺めながらのコーヒーブレイクが最高！ ぼーっと外を眺める時間は最高の癒し。

大人のための上質なリゾートホテルである「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート＆スパ」。エントランスからほどなくして、広がるゆったりとしたしつらえのラウンジは、中央に暖炉が配され、暖かでアットホームなくつろぎの空間となっています。全80室というこじんまりとした造り。ソファに座ると森の静寂さが続いているかのような落ち着いた雰囲気で、都会の喧騒を離れたんだなと実感します。
和室のリビングが用意された広々とした和洋室タイプの「リージェンシースイートツイン畳リビング」は30代から40代の大人世代であれば、例えば母娘の2人旅にオススメ。室内から贅沢に箱根の山景色を楽しめる「マウンテンビューツイン」は、スタンダードタイプでもゆったりと56㎡もあり、のんびりとしたホテルステイを楽しみたい方にはピッタリです。

こちらが「リージェンシースイートツイン畳リビング」。まるで日本旅館に来たかのような空間！

パウダースペースも広々。自然と普段よりも丁寧にスキンケアしちゃったり。

手前がクロゼット、奥にパウダースペースとバスルームが。

ホテルですが、館内はこちらのウエアで移動OK。レストランもこちらで食事可能なのは嬉しい！ リラックスして全館で過ごせる気遣い、ありがたいですよね。

到着後はヌン活で至福のひとときを♡

こちらの開運来福メニューは2月28日までの期間限定です。

箱根神社や九頭龍神社は特にパワースポットとして名だたる名所で、毎年決まった日にお参りされる方も多く広く知られていますよね。が、そこだけでなく実は、箱根町全体が最近ではパワースポットと称されています。そんな地で現在いただけるのが開運をテーマにした期間限定メニューのアフタヌーンティーです。
運ばれてきた瞬間に、もう楽しくて幸せな気分になる木箱に並んだスイーツたち！ 富士山に見立てたカヌレには金箔で金運アップを、幸運を呼び込むといわれる苺が使われたシュークリームなど、使用した食材やフォルムは全て縁起を担いでいるそう。ヌン活なんて言葉もできるほど、最近はアフタヌーンティーブームですが、開運できるヌン活なんて、他ではなかなか体験できないはず。早めにチェックインしてゆったりと味わいたいですね。
もちろん、通常メニューもとっても美味。宿泊されないゲストもドライブがてらにこちらのアフタヌーンティーを楽しんで帰られる方も多いそう。

こちらのリビングルームでアフタヌーンティーはいただけます。

「SPA IZUMI」で極上トリートメント体験

大浴場近くに併設されたスパ。こちらもゆったりスペース！

クリスタルのスティック「アベンチェリンクオーツ」を使って、こめかみなど疲れの溜まりやすい場所を押して、リンパを流します。

東京にいると気忙しい毎日で、行きたい行きたいと思いつつなかなか行けないでいたスパトリートメント。時間ができてもつい後回しにしてしまいがちじゃないですか？ 特に子育て中の皆さんは賛同してくださるはず！ でもホテル滞在中なら、ぐっとハードルが下がりますよね。
スパIZUMIには豊富なオリジナルプログラムがあり、オーガニック好きなら誰もが知る、フィトセラピーの老舗ブランドである「YON-KA」のアイテムを使ったメニューがオススメです。主となるのはローズマリー、ラベンダー、ゼラニウム、サイプレス、タイムを「YON-KA」では5つの宝と位置付けているそうで、その全てを配合した植物オイルを使った、ハンドトリートメント。身体が自然に温まり、スーッと身体のこわばりが取れていく、ベテランのエステティシャンによる本格的なトリートメントで、もうこれ以上ないリラックス状態に突入していきます。これを目的に「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート＆スパ」に定期的に宿泊したいと思ってしまうほど、最っ高なんです。ちなみに、先に温泉に入って身体を温めておいてから、施術を受けるとより効果が高まるそうなので、予約時に時間の計算をお忘れなく！

気持ちのよい温度に温められたストーンとオリジナルのオイルを使った施術。

まずは足湯から。なんとなくこわばっていた身体もほぐれていき、施術準備完了！

フェイシャルは2本のクリスタルのスティック「アベンチェリンクオーツ」を使って。これが気持ちよすぎるのです！

筆者が受けたトリートメントは、「YON-KA フィト・スリープ・リチュアル」で、より良い睡眠に導くために考えられた特別なプログラムだそう。入眠しにくい、眠っても途中で目が覚めてしまうなど、何らかの睡眠時の悩みを抱えている方、とても多いですよね。そんな悩みを解消してくれるトリートメントと伺い、期待が高まります♡
 
フットバスでまずは脚を温め、ボディトリートメントへ。絶妙な温度のホットストーンで体を温めながら、クリスタルスティックを使って優しくもみほぐしていただきます。続いてフェイシャルに移ります。良質な眠りに効果があるとされるローズマリーをメインにブレンドしたオイルを贅沢に使用しているそうで、植物のフレッシュな香りに包まれながら、巧みな手技の構成でフェイシャルを受けるころにはすっかり眠りへと落ちて行ってしまいそうに……。最後に浄化と疲労感を流し去るためのボディクレンジングを行い、90分のコースが終了します。

「YON-KA」の製品はスパ併設のショップで購入可能。香り高く病みつきになります。

翌日は「ポーラ美術館」でアートを満喫！

森の中に現れるモダンなアートスポット。強羅駅からのアクセスも良く、箱根観光で注目のスポットです。

「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート＆スパ」に宿泊したら、もちろん湯本の街歩きやちょっと足を伸ばして芦ノ湖散策など、魅力的なコースはたくさんありますが、筆者がオススメしたいのは「ポーラ美術館」でのアート鑑賞です。
日本最大級の印象派絵画のコレクションを誇り、アート好きのあいだではおなじみの美術館。このポーラ美術館作品展示はもちろんなのですが、ブナやヒメシャラなどの群生林が鑑賞できる遊歩道があり、朝の散歩に最高なんです！ というわけで、ホテルでビュッフェ形式の素晴らしい朝食を終えたら、美術館へいざ出発！

美術鑑賞の前には朝食ビュッフェでしっかり腹ごしらえを。

和洋食からチョイス可能で、朝からもりもり食欲が刺激されます。

ホテルからのアクセスは、こんな感じです。強羅駅まではホテルのシャトルバスを利用し、強羅駅から美術館の無料送迎バスで約8分ほど。時間もかかりません。ポーラ美術館と強羅駅を往復する無料送迎バスは、1日13便。

早速美術鑑賞と行きたいところですが、その前に立ち寄りたいのが美術館の敷地内にある森の中の遊歩道です。朝の散歩に程よい40分程度の散策コースが整備されており、森林浴を楽しみながら気軽なウオーキングができるのです。
美術館は、富士箱根伊豆国立公園の森に囲まれた場所に位置しており、美術館のすぐ外は森。朝のピーンと張ったような清冽な空気と静けさのを堪能しながら、整備された遊歩道を歩き出すと、そこここに配されているアート作品を見つけることができます。自然と一体化するように、あえて森の中に置かれ、雨に打たれたり、落ち葉に彩られたりする姿も含めての作品展示、作品鑑賞はとてもユニークで新鮮。幼稚園くらいのお子さんであれば、まるでアートの宝探しをするように難なく歩ける距離ですので、家族連れにもオススメです。何よりここで深呼吸するだけでも、箱根を訪れた価値があると思えるくらいリフレッシュできちゃいます。

富士箱根伊豆国立公園の森の中に建てられたことが分かるこの写真！ ものすごく豪華なロケーション。

遊歩道はポーラ美術館の方々に丁寧に管理されている森の中にあります。まさにマイナスイオンのシャワー！

遊歩道には、宝探しのようにアートがそここに点在しています。

雪景色の中、新緑の中など、様々な背景でアートを鑑賞できるので、季節ごとに訪れたくなります。
ロニ・ホーン《鳥葬（箱根）》2017-2018年 ポーラ美術館 ©Roni Horn Photo: Satoshi Nagare

すっかりパワーチャージした後は、静かな気持ちで館内へ。「ポーラ美術館」は、日本人に親しまれているモネやピカソ、ゴッホなどの日本屈指のコレクションを有しながらも、更に現代アートシーンの最高峰とも称されるゲルハルト・リヒターやロニ・ホーンなど現代美術家の作品展示にも注力していて、普段アートに触れる機会が少ない方でも知っているような著名な作品を実際に鑑賞することができます。
3年前東京で開催されたリヒター展では大混雑でゆっくり楽しめなかった作品も、こちらではゆったりとした空間の中で他の方を気にすることなく堪能することができ、大満足でした！

天井が高く、たっぷりとした採光で明るい館内でアートを楽しめます。

企画展「カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ」を5月18日（日）まで開催中。Photo: Ken Kato

モネとゲルハルト・リヒターをひとつの展覧会で鑑賞できる、ポーラ美術館ならではの展示。Photo: Ken Kato

春が来る前に冬の疲れを癒してパワーチャージを！「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート＆スパ」に滞在して、「ポーラ美術館」でアート鑑賞の心身ともにリフレッシュできるコースで、箱根でリラックスした週末を過ごしてみませんか？

ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート＆スパ

神奈川県足柄郡箱根町強羅1320

スパIZUMI ※完全予約制

ポーラ美術館

神奈川県足柄郡箱根町仙石原小塚山1285
開館時間：9:00〜17:00（入館は16:30まで）
会期中無休

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