現在2歳5カ月の次男は2歳を過ぎたころからイヤイヤ期が激しくなり、気持ちとは反対のことを言う「あまのじゃく」になってしまいました。本当は遊びたいのに「やりたくない」、本当は食べたいのに「食べたくない」。言葉通りに受け取ると泣いて怒り出す次男に手を焼く毎日だったのですが、私が対応をすると変化が見られるようになったのです。
あまのじゃくは構ってほしい次男のサイン
次男のイヤイヤ期に疲れていた私は、あまのじゃくが始まると「じゃあ、もういいよ」と投げやりに対応してしまうことが増えていました。
しかしあるとき、次男のあまのじゃくは次男が自分に構ってほしいと思っているときに出てくると気付いたのです。その証拠に、長男が幼稚園に行って家に次男がひとりのときにはあまりあまのじゃくになっていませんでした。
根気よく対応すると次男が素直に
根気よく次男のあまのじゃくに付き合う覚悟をした私。次男が「ごはんを食べたくない!」と言うときには、「おいしいよ。本当は食べたいんじゃない? 好きなおかずひとつだけ食べてみる?」と返し、「お風呂入らない!」と言うときには「お風呂楽しいよ。少しだけでいいから入ろうよ」と返し、とにかく投げやりな返事にならないよう、笑顔で接するようにしました。
すると、次男が素直に私の言う通りにしてくれることが増えたのです。聞いてくれないときもありますが、そういうときは少し時間を置き、急かしたり強引にならないようにするとうまくいくことが多いです。今でも次男のイヤイヤ期は続いていますが、あまのじゃくになる回数が減りました。
私の投げやりにならない前向きな声掛けに、次男も素直になってくれているのかもしれません。長男のイヤイヤ期を経験している私は、次男に対し「イヤイヤ期はこんなもの」と軽く考えていましたが、今回のことを通して、きちんと次男に寄り添った対応をしてあげることが大切だと反省しました。
著者:香川えりか/30代女性・主婦。4歳と2歳の2児の母。管理栄養士・登録販売者・調剤事務管理士の資格を取得。ドラッグストアで開催されるベビー相談会を担当し、多くのママさんに寄り添ってきた。
作画:星田つまみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
ベビーカレンダー編集部 /キッズライフ取材班