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大根おろしでサッパリ★大根のともあえステーキ

  • 2025.2.21
出典:シティリビングWeb

材料(2人分)

・大根…厚さ2㎝の輪切り2切れ(約200g)

・大根おろし…100gの大根をすりおろし、軽く水気を切ったもの

・かいわれ大根…適量

・削り節…約1g

・ゴマ油…大さじ1

・酒…小さじ2

・しょうゆ…少々

作り方

1.大根は皮をむき、片面に深さ1cm程度の隠し包丁を十字に入れる。

2.1を耐熱容器に入れ、ラップをふんわりかけて600Wのレンジで2~3分加熱し、竹串がかために通る程度に加熱する。

3.フライパンにゴマ油を温め、2の大根を並べて酒をふり、蓋をして弱めの中火で2~3分焼く。

4.焼き色がつけば裏返し、さらに2~3分蓋をして弱めの中火で焼き、大根が軟らかくなれば取り出して器に盛りつける。

5.大根おろし、ざく切りにしたかいわれ大根、削り節の順にトッピングし、しょうゆ少々をかけて崩しながらいただく。

ポイント

秋冬大根は、秋から早春まで、長く旬を楽しめます。生食から加熱まで使い勝手がよいことに加え、クセもなく、甘くてみずみずしい味わいは、幅広い年代に好まれます。葉と根では含まれる栄養素が違うので、今回は根の部分のみ紹介します。

白い根の部分には、風邪やストレスへの抵抗力を高めるとされるビタミンCが豊富に含まれます。また、体内の余分なナトリウムの排出を促し、血圧を下げる効果が期待されるカリウム、血栓予防や殺菌作用などの効果があるとされる辛み成分、イソチオシアネートも多く含まれます。胃の消化を助けて、胃もたれなどを防ぐとされるアミラーゼのほか、プロテアーゼ、ステアーゼ、リパーゼといった消化酵素も含まれます。

大根のステーキは、ゴマ油でしっかり焼くことで香ばしく、甘みも引き立ち、手軽に大根をたっぷり食べることができます。大根おろしやかいわれ大根で風味をアップさせていますが、焼いたものに少ししょうゆと削り節をかけて、お弁当に入れるのもオススメです。黒コショウや七味などでアクセントをつけたり、しょうゆは麺つゆに代えても。大根そのものの甘みが楽しめるので、塩分を抑えるためにも、調味料のかけすぎには注意してください。

大根は、ハリとツヤがあり、真っ直ぐに伸びて重みがあり、みずみずしいものを選びましょう。辛み成分のイソチオシアネートは、毛穴(側根)が斜めになっているものほど多く含まれ、真っ直ぐに並んでいるものほど少ないとされています。カット大根の場合は、切り口が白く、断面のキメが細かく、スが入っていないものを。お好みや用途で選んでみてください。

調理時間

約10分

出典:シティリビングWeb

教えてくれたのは

料理家 依藤 亜弓さん

大学院修了後、大阪あべの辻調理師専門学校に入学。フレンチ、和食の厨房経験を経て、異なるコンセプトで2つの料理教室を主宰。企業やメディアでのレシピ開発、商品開発も多く行う。

ヘルシーな地中海料理のメソッドをベースに、毎日続けられる体に優しいレシピを提案。

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