その人にとっては何気ない一言であっても、言われた側からするとありがた迷惑だったり大きなお節介だと感じたりすることは往々にしてありますよね。
今回は筆者の友人A子から聞いた、非常識な義母の口から出たとんでもない台詞をご紹介します。
辛い妊娠・出産を乗り越えた
これは以前、『やはり義母とは相性がよくないな』とドン引きした出来事です。
私は1歳の元気いっぱいな娘の育児にてんてこ舞いのママ。
今ももちろん娘の育児で精一杯ですが、妊娠中もかなり大変でした。
とにかくつわりが酷くて入院するだけでなく、切迫早産のため帝王切開するなど、壮絶な妊娠期間を過ごしたからです。
生まれてきてくれた娘がかわいくて仕方ない気持ちもありますが、正直『もう一生経験したくない』と思うほど妊娠中が辛かったことも忘れることはできませんでした。
ソワソワする義母
そんなある時、義母に招待されて家族3人で義実家へ。
かなり遠方ということもあり、お正月やお盆の時期以外行っていなかったので、どうして呼ばれたのか不思議に思いつつ向かいました。
義父母は笑顔で出迎え娘と遊んでくれ、私も少しのんびりできてほっとしたのも束の間、気になることが。
何だか義母が私と夫に何か言いたげな雰囲気で、ずっとソワソワしているのです。
『何か言いづらい悩みでもあるのかな?』と心配していると、とんでもない一言を!
ありえない提案
「この子ももう1歳になったから大丈夫よね」
「夫婦仲は最近どうなの?」
「A子さんの年齢もあることだし」
なんと、遠回しに【2人目をつくれ】と言ってきたのです!
正直そんな気持ちは全く湧いていなかった私。
夫も私の壮絶な妊娠・出産を分かってくれていたので『そのつもりはない』『3人家族で十分だよ』と伝えてくれたのですが……。
自分勝手すぎる!
夫の返事を聞いて途端に残念そうにする義母。
「やっぱり男の子がほしいわあ」
「おばあちゃんの頼みだと思って、ね?」
『男の子の孫がほしいから』とあまりにも自分勝手なお願いをしてきたのです!
その後も帰るまでずっと迫られドン引きした私たち。心配してくれているのかもしれませんが、それからは夫と相談しほとんど連絡を取らず距離を置いています。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。