【田村保乃】肌解析で悩みをチェック！見えてきたスキンケアの課題とは？

2025.2.20

＼ 保乃肌を救うために強力な助っ人が登場！ ／

皮膚科医

岩間美幸先生

東京大学医学部附属病院皮膚科などを経て、現在はBIANCA表参道院＆銀座院に勤務。肌荒れ改善やくすみ治療に定評あり、美容の目利きたちが厚い信頼を寄せる名医。

実は私、「ゆらぎほのす」で「くすみほのす」。色ムラのない肌を目指したい！

季節の変わり目や、遠征などで環境が変わるとすぐにゆらいで赤みが出て、ニキビも出現。レーザー治療をしても回復力が弱いのか、跡になって治りにくいのが悩みで、清らかな透明感に憧れてケアするけどなかなか解決せず、カバー系ベースメイクに頼ってしまうことも。

＼ 今年こそは治したい！ ／

今の肌状態をチェックしてわかったこと。ゆらぎがくすみを引き起こす理由は!?

客観的に把握するべく、岩間先生のもとへ。肌解析と先生による視診＆カウンセリングから見えてきた実態をチェック。

肌の内部の状態がわかる「VISIA」で今の肌をチェック

皮膚画像解析システム『VISIA』を使用。キメやシワ、毛穴、シミ、色ムラなどの項目を解析でき、改善ポイントが明らかに。

岩間先生

肌のきめはパーフェクト！赤みが強いのでスキンケアを見直してみましょう。

きめを表す値がほぼ満点なのに対して、赤みの数値が低め。炎症が起きている証拠であり、特に鼻まわりや頰は赤みが出やすい要注意ゾーンです。刺激に弱い肌状態のため、レーザーなど攻めの治療よりもセルフケアを基本に。肌の奥までしっかりと潤して、ターンオーバーで表層に上がってくる細胞を健やかに育てる必要があります。

保乃の今のスキンケアは……

残してOK

とろける質感系バームクレンジング

見直し

エイジング対応チューブ洗顔料

今の肌状態に合うものにシフト

ニキビ対策用導入美容液
さっぱり系化粧水
リフトアップ系乳液
トーンアップ系美容液

残してOK

保湿系クリーム

岩間先生

スキンケアの工程が多いということはそれだけ肌を触っているということ！ 肌がゆらいでいるときは「こすらない、触らない、いじらない」を鉄則に。

美容好きさんに多い傾向なのですが、スキンケアのステップが多い＝肌に触れる回数が多く肌負担が大きめ。なので、赤みが出やすい人ほどミニマムにして、むやみに触らないこと。また焦るあまり、ピーリング系やパワフルなスペシャルケアを使いがちですが、かえって刺激になり、逆効果。刺激を抑えたケアを心がけて。

なぜゆらぎとくすみが同時に起きる？

岩間先生

ゆらぐと炎症が発生。そして、炎症が茶ぐすみや赤ぐすみを引き起こします。

ストレスや寝不足、摩擦や気温差などの影響を受けると肌が生まれ変わる仕組みであるターンオーバーが乱れて、最終的に肌表面に上がってきた細胞が潤いを貯め込めずカラカラで、刺激が入りやすい状態に。すると、肌内部で炎症が起きて肌が荒れますが、このときの赤み自体がくすみの一因に。さらに炎症＝火事なので、放置しているとメラニンも過剰生成され、焼け野原のようにくすんでしまいます。そのため、保乃さんのようにゆらぎやすくてくすみも気になる肌は、炎症を鎮めることが大事。赤みが取れて、くすみまで劇的に改善しますよ！