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ツラい花粉症と決別を! 栄養オタクが頼りにするアレルギー対策のサプリメントとは?

  • 2025.2.20

すでに花粉が霧散する2月半ばの今日この頃。花粉症やアレルギーを抱える人にとっては恐ろしい季節だ。そんなことを書いているエディターも、元々かなりのアレルギー体質で花粉症に大いに悩まされてきたうちの一人。しかし、数年前に分子栄養学に出合ったことで体質改善に成功し、花粉症の克服に繋がったことは、前回こちらの記事にて解説した。確かな変化を感じた食事法に加え、今回は、さらに改善を後押ししてくれる栄養素やサプリメントについて紹介したい。

1.ビタミンAと亜鉛

花粉症時に強化したい粘膜をケアし、免疫をアップするのがこの2つ。ビタミンAは粘膜の細胞の生まれ変わりを促進し、バリア機能を強化することで花粉等アレルゲンの侵入を防ぐ効果あり。粘膜の潤いを保っているのもビタミンAなので、目や鼻、喉が乾燥するという人は意識的に摂取を。さらに、亜鉛はビタミンAの働きをサポートして、粘膜の細胞の増殖や修復をスムーズにするため、一緒に摂取するとより効果的。

ビタミンAは、ニンジン、かぼちゃなどの緑黄色野菜やレバーなどに多く含まれる。過剰摂取にはリスクが伴うので、ビタミンAは食事から摂ることをおすすめする。レバーには亜鉛も多く含まれ、他には牡蠣やチーズ、赤身肉などが亜鉛を多く含有。不足しがちな亜鉛はサプリでの補給も視野に入れて。

亜鉛はiHerbでこちらを購入。夕食後に摂取。
亜鉛はiHerbでこちらを購入。夕食後に摂取。

2.ケルセチン

腸は免疫の要であり、腸の炎症によって花粉症が悪化することは先日の記事で記載した通り。

ケルセチンは、そういった腸などの粘膜で起きている炎症を抑えてくれ、腸の上皮細胞の結びつきであるタイトジャンクションを強化して免疫をアップさせるなど抗アレルギー作用が高い成分。さらに、亜鉛が細胞内に取り込まれるのをサポートしてくれるという効果も。抗酸化・抗炎症の作用もあり、アレルギー体質の人には強くリコメンドしたい。

カプセルタイプで飲みやすい。こちらもiHerbで購入。
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3.ビタミンD

ビタミンDには、過剰に反応している免疫細胞を落ち着かせて、アレルギー反応を緩和する役割が。さらに、皮膚や粘膜のバリア機能を強くして、アレルゲンの侵入を防ぐことも行う。

新型コロナウイルスの流行時にその効果が話題となったが、免疫に大きく関わるため花粉の時期にも必須だ。ちなみにビタミンDは陽を浴びることで体内で生成されるが、シミやたるみの原因となる紫外線を避けたいという美の観点からも、サプリで補うほうがよさそう。

4.ビタミンC

サプリメントとしてはおなじみのビタミンCにも炎症を抑える効果が。すでに摂取している人も多いかもしれないが、ビタミンCはエネルギー代謝や酸化ストレスの除去など、体内のあらゆるところで使用されるため、免疫強化を期待するならば頻回で摂取して血中濃度を上げる必要がある。

おすすめなのは、2〜3時間おきに1000mgのビタミンCを摂取すること。花粉の季節や風邪を引いたときには、一日3〜4回は摂るようにすると調子がいい気がする。この時季は、意識的に量を増やしてみるとよい体感が得られるかもしれない。

リポソーム化され、吸収されやすいビタミンCとDをセットで。リポ‐カプセル ビタミンC+D 30包入り ¥8,964/スピック
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5.マグネシウム

マグネシウムにも腸のバリア機能を強化する効果があり、さらに抗炎症の作用も。くしゃみ、鼻水を引き起こすヒスタミンの過剰な放出を抑制するので、ツラい花粉症の症状が軽減する可能性が。その他にも、筋肉の緊張を和らげて肩こりや腰痛、頭痛を緩和する、自律神経を整える、睡眠の質を良くするなど、さまざまなうれしい効果を発揮してくれるのがマグネシウム。現代人に不足しがちな栄養素なので、エディターは積極的にサプリで補給するようにしている。

ゆず風味で飲みやすいリポソーム型のマグネシウム。マグリポ 300g(10g×30本) ¥8,610/オーガニックサイエンス(0120-659-151)
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食事に気をつけ、炎症を起こすものを避けることが第一だが、こういったサプリメントを併用することで回復のスピードを上げることができる。ツラい花粉症から少しでも逃れるために、ぜひ参考にしてみてほしい。

※本記事の内容は筆者の体験をもとにした内容を共有するものであり、医学的治療や専門的アドバイスの代替となるものではありません。健康に関するお悩みや症状は、必ず医師や専門家にご相談ください。また、本記事で紹介する内容をお試しいただく場合は、自己責任のもとで行ってください。

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