大東建託は、首都圏居住の子育て世帯を対象に実施した過去最大級の居住満足度調査の結果から「子育て世帯の街の住みここちランキング2024<首都圏版>」を発表しました。
首都圏版「子育て世帯の街の住みここち(自治体)」ランキングは、首都圏(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)に住む20歳以上50歳以下の既婚男女で子どもがいる世帯を「子育て世帯」として抽出し、2020〜2024年の6万1369人分の回答を累積して集計(一部の回答のみ2019年を追加)。回答者が50人以上の自治体を対象としています。
2位:東京都武蔵野市/評点76.8
2位は、東京都多摩地区に位置する武蔵野市でした。JR中央線や京王井の頭線が利用でき、新宿駅や渋谷駅へのアクセスが便利なほか、多方面へ移動できる路線バスも充実。吉祥寺駅、三鷹駅、武蔵境駅を中心に商業施設や大学などの教育施設が集積し、緑豊かでにぎわいのある住環境と子育て支援をはじめとする独自の行政施策が注目を集めています。子育て世帯からは、「行政サービス」「親しみやすさ」「防災」などの項目で特に高い評価を得ました。
居住者からは、「治安の良さ、福祉への力の入れ方など行政の対応が良い。子育てしやすく、子どもが巣立ち、自分が歳をとった後のイメージも持ちやすい」(33歳男性/技術・研究職)、「お年寄りも小さな子供がいるご家庭も若い子も住んでいる穏やかで賑わいのある街」(45歳女性/専業主婦)、「大きな公園が近くにあって、みんなの憩いの場となっている。買い物もスーパーが近くにあって、道路もそんなに混んでいないので満足している」(35歳男性/製造・現場作業職)、「住みやすい。児童館・図書館などの施設の充実」(38歳女性/パート)などの声がありました。
1位:東京都中央区/評点77.1
1位は、東京都中央区でした。子育て世帯に限らない84万人以上が対象の全国版「街の住みここち(自治体)」ランキングでも2位を獲得。商業の中心地で観光客にも人気の銀座や日本橋、下町風情のある街並みが魅力の月島、人形町などのスポットが点在する一方で、都内各所への交通利便性が高く、整備された街並みで良好な住環境が人気を集めています。子育て世帯からは「交通利便性の高さ」「親しみやすさ」などの項目で特に高い支持を獲得しました。
居住者からは、「街が整っていてきれい。治安の良さ。交通のアクセスが良いのでどこに出るのも便利」(43歳女性/事務職)、「街がとても綺麗で歩道も広いから安心して過ごせる。 商業施設も充実しているが比較的落ち着いている」(43歳女性/製造・現場作業職)、「スーパーや薬局、児童館や公園などが徒歩圏内に複数あり、とても子育てがしやすい」(38歳女性/専業主婦)、「区画整備されており、道路が広く歩きやすい」(40歳男性/管理職)などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は6年。
文:福島 ゆき
調査概要
調査期間:2020~2024年(ただし一部2019年回答を含む)
調査方法:マクロミルの登録モニターに対してインターネット経由で調査票を配布・回収
調査対象:首都圏(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)に住む20歳以上50歳以下の既婚男女で子どもがいる世帯を「子育て世帯」として抽出し、2020〜2024年の6万1369人分の回答を累積して集計(一部の回答のみ2019年を追加)。回答者50人以上の自治体が対象。
回答方法:現在居住している街について、「全体としての現在の地域の評価(大変満足:100点 満足:75点 どちらでもない:50点 不満:25点 大変不満:0点)」の平均値から作成