お笑い芸人のひょうろくが19日放送の『水曜日のダウンタウン』（TBS系／毎週水曜22時）に出演。特異なキャラクターで知られるひょうろくについて、以前同番組が“キャラ偽装疑惑”を指摘し、実施した検証企画の続編が放送された。
この日の番組には、プレゼンターにひょうろくをよく知るお笑いコンビ・さらば青春の光が登場。以前、同番組ではひょうろくの「裏の顔」を暴くため、検証企画を実施。そのとき一応疑いは晴れたはずだが、今回は「ひょうろく人間性最終チェック」と題して、再度、ひょうろくの本性を暴くドッキリを敢行することに。
今回、番組は鹿児島県在住のひょうろくの実の兄に協力を依頼。上京した兄に実は妻との子ども以外に、愛人との間に生まれた子どもが存在するという設定にして、とある事情で数日間、弟であるひょうろくに預かってもらえないか、と依頼してもらう。兄の不倫、そして隠し子という衝撃的な事実に驚きながらも、子どもを預かることを承諾したひょうろくは、兄の隠し子“ケンケン”という設定の子役と数日間行動を共にすることに。
仕事場にもケンケンを連れて行くことになったひょうろく。仕事の邪魔をしたケンケンを咎めることなく、優しく接する。勉強を教えてほしいというケンケンが出した教科書には、「学こうくるな」「うざい」「あほ」など、同級生に書かれたと思しき落書きが。ここで、油性の落書きを爪でこすって消してあげようとする優しさを見せたひょうろくだが、おいっ子を不びんに感じたのか、途中ですすり泣き始める。
この後、ハーモニカを吹いてケンケンを慰めようとするという相変わらずの独特の感性をみせたひょうろくだったが、その後も、夜間にケンケンを預けることになっている愛人の妹宅があまり子育てに好ましくない環境だと察知すると、ケンケンを守ろうと動くなど、カメラが回っていると知らない場所でも、おいっ子思いな優しい一面を見せていた。
スタジオでモニタリングしていた面々からは、ひょうろくの人間性を評価する声が。前回、ひょうろくにドッキリを仕掛けられたタレント・榎本ゆいなは、ひょうろくの人間性について「変ですけど、うそはつけない人なんだなって」とコメント。さらにおぎやはぎの矢作兼はかなり感動したようで「ひょうろくの悪い部分を出してくれないと、俺泣いちゃう」「おじさんが子どもに懐いていく話に弱いのよ」「『水曜日（のダウンタウン）』で泣くのが一番恥ずかしいんだよ」と嘆き、スタジオは笑いに包まれた。
なお、今回の企画の後編は次週放送される。