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【学生がやってみた防災】推し活×防災 オタクグッズも災害時に役立つ⁉

  • 2025.2.25
防災ニッポン

災害が起きた時、近くに災害対策グッズがあるとはかぎりません。しかし、災害対策グッズが近くになくても推し活グッズで代用できる場合があります。実際に災害グッズと推し活グッズを比較することで、災害時に役立つ推し活グッズについてまとめました。

実は役立つペンライト

日本では地震や台風などの災害が頻発していて、同時に起こりがちなのが停電です。停電して明かりがないと、周りが見えず、避難や生活がままなりません。そんな時に活躍するのが懐中電灯やランタンです。
しかし、懐中電灯やランタンは、日常的に使用するものではないため、とっさに見つけられないかもしれません。そこで代用できるのがライブで使用するペンライトです。ペンライトはライブの思い出として部屋に飾っている人も多いのではないでしょうか。実際、災害時には毎回、X(旧Twitter)でペンライトが光源として役に立つと話題になります。

ペンライトと懐中電灯・ランタンの比較実験

今回は災害グッズの懐中電灯・ランタンと推し活グッズであるペンライト2種類を使用し、光の強さや見える範囲などを比較しました。

比較実験内容

対象:懐中電灯、ランタン、ペンライト1、ペンライト2

防災ニッポン

方法:対象物に白色のビニール袋をかぶせ、明るさを比較する

ペンライトも懐中電灯と変わらない明るさを発揮

防災ニッポン
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懐中電灯

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ランタン

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ペンライト1

ペンライト2

写真からもわかるように、ペンライトは懐中電灯やランタンに負けない明るさを発揮しました。

 ペンライトの活用

このように、ペンライトはひと手間加えることで光源として使用することができます。
使う色については、RGB(Red:赤、Green:緑、Blue:青)の光の三原色が最も電気の消費が少なく、この3色で点灯させると長持ちすると言われています。白は最も明るいですが、3つの光が混色しているため、電池の消費が激しいそうです。必要な明るさと使用時間を考慮して色を決めると良いでしょう。

なお、白色のビニール袋や、水の入ったペットボトルを使用することで、光を分散させ、ペンライト単体よりも広範囲を照らすことができます。

タオルの活用法2選

ライブの定番グッズであるタオルが家にあふれかえっている人も多いのではないでしょうか。タオルは拭く以外にもたくさんの活用法があります。今回はその中でも災害時に特に役立ちそうな方法を2つ選んでご紹介します。

 1.三角巾

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腕を骨折した際に三角巾の代わりに使用する方法です。マフラータオルを2本繋げることで腕を固定することができました。タオルはやわらかいため、首への負担が少なく、長時間使用しても問題なさそうでした。 

2.包帯

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災害時は思いがけないけがをしてしまう場合があります。そんな時、タオルがあれば包帯の代わりになります。タオルを患部に巻き付けて強く縛ることで、血が垂れることを防止したり、血管を圧迫したりすることができます。タオルは包帯よりも厚みがあるため長さが短くても問題ないでしょう。また、縛る強さによってはかなりの圧迫感があったため、血管の圧迫にもなりそうでした。

推し活グッズで楽しく防災!

このように推し活グッズは災害時に役に立ちます。災害時のためにわざわざ準備しなくても、推しを応援するために購入したグッズが使えるならば安心です。また、推しのグッズが近くにあることでストレスの軽減にも役立ちます。身近な推し活グッズで、気軽に楽しく災害に備えましょう。

<執筆者>
對馬琴音

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