1. トップ
  2. お仕事
  3. 世界で最も稼いでいるアスリート、TOP10(2024年版)

世界で最も稼いでいるアスリート、TOP10(2024年版)

  • 2025.2.19
世界で最も稼いでいるアスリート、TOP10(2024年版)

Text by 石井彰(編集部)

広告やビジネスの要素が拡大しているスポーツ界。アスリートが得られる報酬についても多角化が進んでおり、一部のスターは信じられないほどの額を手にしている。

今回は『Sportico』から「世界で最も稼いでいるアスリート」の上位10名をご紹介する。

10位:ジョン・ラーム

世界で最も稼いでいるアスリート、TOP10(2024年版)

スポーツ:ゴルフ

2023年の順位:2位

2024年の報酬額:1億508万ドル(およそ159.27億円)

そのうち広告料収入:2000万ドル(およそ30.31億円)

10位だったのはスペイン出身のゴルフ選手であるジョン・ラーム。2022年にサウジアラビアが支援している新しいゴルフトーナメント「LIVゴルフ」に参加することを決断した人物の一人だ。

そして昨年そのLIVゴルフでデビューを果たし、2度の優勝を飾って個人ポイント王者と賞金王に輝いている。この大会だけでも3500万ドル(およそ53億円)ほどを獲得していた。

9位:キリアン・エムバペ

世界で最も稼いでいるアスリート、TOP10(2024年版)

スポーツ:サッカー

2023年の順位:5位

2024年の報酬額:1億1000万ドル(およそ166.73億円)

そのうち広告料収入:2500万ドル(およそ37.89億円)

2024年の半ばにパリ・サンジェルマンを離れてレアル・マドリーへと移籍し、キャリアの新たな段階へと足を進めたキリアン・エムバペ。

スペインでは当初苦戦していたものの、その後環境にも慣れたことで徐々に復調。カルロ・アンチェロッティ監督の下で力を発揮しつつある。

8位:カリム・ベンゼマ

世界で最も稼いでいるアスリート、TOP10(2024年版)

スポーツ:サッカー

2023年の順位:12位

2024年の報酬額:1億1600万ドル(およそ175.82億円)

そのうち広告料収入:800万ドル(およそ12.13億円)

レアル・マドリーを退団してからサウジアラビアのアル・イティハドへと移籍したカリム・ベンゼマ。クリスティアーノ・ロナウドを追うようにわたった中東の国で、信じられないような額の報酬を受け取っていると言われる。

広告料収入ではそれほど高くない数字になっているものの、クラブからの給与やそれ以外の部分での報酬が非常に大きいようだ。

7位:オレクサンドル・ウシク

世界で最も稼いでいるアスリート、TOP10(2024年版)

スポーツ:ボクシング

2023年の順位:100位圏外

2024年の報酬額:1億2200万ドル(およそ184.92億円)

そのうち広告料収入:200万ドル(およそ3.03億円)

報酬額の波が激しいボクシング。そのスポーツで今年2番目に稼いだ男は、ウクライナ出身の38歳オレクサンドル・ウシクであった。

昨年5月にはサウジアラビアのキングダム・アリーナでタイソン・フュリーとヘビー級4団体王座統一戦を行い、判定勝ち。12月に行われた再戦でも改めて勝利を収め、王座を防衛している。

6位:ネイマール

世界で最も稼いでいるアスリート、TOP10(2024年版)

スポーツ:サッカー

2023年の順位:6位

2024年の報酬額:1億3300万ドル(およそ201.59億円)

そのうち広告料収入:2500万ドル(およそ37.89億円)

サウジアラビアへと移籍したものの大きな怪我を負ってしまい、ほとんど活躍することができなかったネイマール。2024年の大半をリハビリに費やすことになってしまった。

報酬額は法外なものだったが、この冬彼はそれを捨てて母国ブラジルのサントスへと移籍。崩れたフォームを取り戻せるのか注目されている。

5位:レブロン・ジェームズ

世界で最も稼いでいるアスリート、TOP10(2024年版)

スポーツ:バスケットボール

2023年の順位:4位

2024年の報酬額:1億3320万ドル(およそ201.89億円)

そのうち広告料収入:8500万ドル(およそ128.83億円)

昨年4位から1ランクダウンしたレブロン・ジェームズであるが、依然としてバスケットボール界全体で2番目の報酬を受け取っているスーパースター。

アメリカンスポーツの特徴として収入のうち広告料の部分が非常に大きいのだが、レブロン・ジェームズは全体2位の8500万ドルに達しているそうだ。

4位:リオネル・メッシ

世界で最も稼いでいるアスリート、TOP10(2024年版)

スポーツ:サッカー

2023年の順位:3位

2024年の報酬額:1億3500万ドル(およそ204.62億円)

そのうち広告料収入:7500万ドル(およそ113.68億円)

アメリカのインテル・マイアミでプレーしているリオネル・メッシ。サウジアラビアに移籍した選手たちと比べると給与面では恵まれていないが、アメリカンスポーツのスターに匹敵する広告料収入を得ている。

ちなみに昨年からは1ランクダウンしているのだが、報酬額自体はわずかにアップしている。

3位:タイソン・フュリー

世界で最も稼いでいるアスリート、TOP10(2024年版)

スポーツ:ボクシング

2023年の順位:64位

2024年の報酬額:1億4700万ドル(およそ222.81億円)

そのうち広告料収入:700万ドル(およそ10.61億円)

オレクサンドル・ウシクと2回の王座争奪戦を行ったイギリス人ボクサーのタイソン・フュリー。その2回とも判定負けで涙を呑んだが、収入の額ではライバルを上回って全体3位にランクインした。

今年1月にはアンソニー・ジョシュアとの対戦が噂される中でプロボクシングからの引退を表明。ただ、彼はこれまで何度もそれを撤回しているため、ファンからはあまり信用されていないようだ。

2位:ステフィン・カリー

世界で最も稼いでいるアスリート、TOP10(2024年版)

スポーツ:バスケットボール

2023年の順位:7位

2024年の報酬額:1億5380万ドル(およそ233.11億円)

そのうち広告料収入:1億万ドル(およそ151.57億円)

広告料収入が唯一の1億ドル突破!バスケットボール部門ではトップとなったのがステフィン・カリーだ。

昨年はゴールデンステート・ウォリアーズと契約を更新し、年俸だけで6000万ドルを約束された。またレブロン・ジェームズとケヴィン・デュラントに続いて通算の報酬が5億ドルを突破したと伝えられている。

1位:クリスティアーノ・ロナウド

世界で最も稼いでいるアスリート、TOP10(2024年版)

スポーツ:サッカー

2023年の順位:1位

2024年の報酬額:2億6000万ドル(およそ394.08億円)

そのうち広告料収入:4500万ドル(およそ68.21億円)

圧倒的な収入額となったのがクリスティアーノ・ロナウド。サウジアラビアに移籍してからもサッカー界での存在感は高いままで、選手としての価値を落としていない。

2023年よりはわずかに広告料収入が減少しているものの、それでも他のアスリートの追随を許さない。40歳になったものの、まだ彼の天下は続きそうだ。

元記事で読む
の記事をもっとみる