自称グルメの勘違い[4]優しいお義父さん
手料理が気に入ってもらえるか心配していた優奈さん。
お義父さんは、嬉しそうな顔をして「優奈さんは料理が上手だねぇ。どれも本当に美味しいよ」と言ってくれ、お義母さんも「ほんと!とってもおいしいわぁ」と言ってくれました。
しかし充さんは「ん~でもさ、やっぱりお袋の味とは違うんだよ」と言い始めました。
「今度、優奈にコツとかレシピ教えてやってくんない?」と充さんが言うと、お義母さんは「レシピって言われても・・・私はいつも目分量で作るから教えられないわ」と、戸惑った様子。怒りを我慢している優奈さんに全く気付く様子もなく、充さんは「お袋すごいな~!!やっぱベテランってことだよなっ!!」と笑っていました。
それを聞いたお義父さんは「いや・・・優奈さんの料理は大したもんだよ。どれも本当に丁寧な味がする・・・懐かしい私の大好きな味だよ」と言ってくれ、優奈さんは感動します。
「おかわりいただいてもいいかな?箸が進んでしまって」微笑むお義父さんに、優奈さんは嬉しくなりました。
充さんはお義父さんと優奈さんのやりとりを見ながら、「そんなにかぁ?俺はなんかちょっと物足りないっていうか、お袋の味に近づけて欲しいっていうか~・・・」と不満気。
お義母さんも息子の言葉にまんざらでもないような感じで「充、ありがとうねぇ、でも本当に優奈さんの料理美味しいわよ!」と言っており、優奈さんは怒りを抑えるのに必死でした。
お義母さんは思い出したように「あっそういえば・・・来週みのりが留学先から一時帰国するんだけど・・・夜遅くなるみたいだから充のところに一晩泊めてくれる?」と言い始めました。
充さんも義妹が泊まることに二つ返事で「いいよ!」といい勝手に決め、優奈さんはイライラが止まりませんでした。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
3歳長男・0歳次男(R5.3月誕生)を子育て中のワーママです。