信頼している美容師に「肩が凝っている」と言ったところ、「耳回し」を教えてもらいました。自分でやってみると、耳の周辺が温かくなり気持ち良いので、習慣づけるようにしています。ネットでは頭痛の改善も期待できるともいわれている「耳回し」の方法を紹介します。
美容師から教えてもらった「耳回し」
左肩ばかりが重く、温めたり、銭湯に行ったりして対策してみましたが、自己流では改善できなかった肩の痛み。あまりにもつらいため、行きつけの美容院に行ったときにも、「左肩ばかりが重い」と伝えました。すると、担当の美容師が「耳回し」を教えてくれたのです。
その美容院では、リピーターの客向けにマッサージの「筋膜リリース」、「ハンドマッサージ」、「眉カット」から1つ選べるという無料のサービスがあります。はっきりと確認したわけではないですが、アシスタントを含め、ほぼすべてのスタッフがマッサージの講習を受けていて、お客さんに提供しているようです。担当美容師も、左肩を触って「すごく凝っていますね」と言い、なぜか肩マッサージではなくて、左耳を触り始めました。これが「耳回し」でした。
「耳回し」は1回目でも温かく感じた
担当の美容師がしてくれた「耳回し」は、耳全体を前方に倒して耳の穴をしっかりふさぐようにします。見た目は、耳を織り込むので「餃子」にも似た形になります。そして、上から押さえながら手のひらで耳全体を覆い円を描きながら、耳全体を動かすというものです。約15回で完了。「痛かったら言ってくださいね」と言われましたが、痛みはほとんどありませんでした。そして代わりに、くるくる回してもらった後は、耳全体がじんわり温かくなったような気がしたのです。不思議な感覚でした。
美容師に言わせると、「耳の血行が良くなるので、肩凝りが良くなるかもしれない」とのこと。家に帰り、ネットを調べたところ、同じ方法ではなかったものの、耳を引っ張ったり回したりすることで頭痛が軽減することがあると書いてありました。私は肩凝りがひどくなると頭痛につながる体質。この「耳回し」は簡単にできるので、頭痛予防にもなるかもしれないと思いました。
肩凝りで肩をもむのは力がいる?
「耳回し」を教えてもらえてよかったと思うのは、力がそこまでない女性の私にも簡単で、やりやすいことです。
これまで肩が凝ったときには、マッサージオイルやマッサージジェルを使って、お風呂場で一生懸命、肩をもんでいました。でも、硬くなった肩は簡単にはほぐれないので、肩凝りを治すには、やはりある程度の力が必要だと思っていたのです。そのため、整体院などに行き、男性の施術を受けてほぐしてもらうこともありました。ただ、力の加減が難しく、施術の後に、もみ返しのような症状が出ることもありました。
ですが、「耳回し」なら力はそこまで必要なく、やさしいタッチでおこなえるので、自分でおこなっても純粋に「気持ちいい」のです。肩マッサージだと洋服の上からになりますが、「耳回し」は直接耳に触れる方法。そして、「耳回し」をした後は、なぜか必ず耳がじんわり温かくなるようなので、それもまた、気持ち良いと感じることにつながっているように思っています。
「耳回し」をするようになって2週間ほどたちましたが、正直、劇的な変化はないものの、「整体院に行かなきゃ」と思うほど自覚症状のある重い肩凝りやだるさはないので、この「耳回し」で少しは改善できているような気がしています。
まとめ
美容師に教えてもらった方法をアレンジして、私なりの「耳回し」に取り組んでいます。それは、お風呂場で「耳回し」をするついでに、耳の後ろまでしっかり洗うことです。そして、これまで肩の凝りだけがひどいと思っていたのですが、「耳回し」をすることで耳の後ろから首のあたりも凝っている気がしたため、お風呂時間を使って、気になる顎の付け根、耳の後ろ、首の根元などもしっかり触るようになりました。
すると、血行が良くなったせいか、肩凝りがなんとなく良くなっている気がします。このまま続けて、肩凝りが気にならないようにまでなるのが理想です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:武田 久美子/40代女性。1女1男の母でありWebライター。子育てしながらの仕事は想像以上に大変。アラサーよりも疲れやすく、美容院では肩凝りを指摘され、夕方にはエネルギー切れ。白髪も生えてきて、毎日イライラするのはもしかして更年期!?それでも身だしなみは整えて、目指せナチュラル若見えキラキラ美人!
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
監修者:医師 医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長 菊池大和先生
地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。
ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室