現地時間2025年1月27日(月)~31日(金)まで開催された2025-26秋冬シーズンのコペンハーゲン・ファッションウィーク。現地在住エディターFUMINAが、アウター、カラー、柄、着こなし、アクセサリーなど、流行必至の8大トレンドキーワードをランウェイのお手本ルックとともにご紹介。北欧の人気ブランドが提案する最新コーディネートを一気にチェックしよう!
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【2025-26秋冬トレンド①】グレー
2025-26秋冬の大本命トレンドカラーとして、コペンハーゲン・ファッションウィークのランウェイを席巻したのがグレー。「マリメッコ」のデニムミニワンピース、「ボネチェ」の80年代風スカートスーツ、「ビロット」のミニマルワントーンスタイルなど、豊富なバリエーションで登場した。定番のブラックよりも抜け感のある雰囲気が魅力。
【2025-26秋冬トレンド②】フォーファーコート
ボリューム満点のフォーファーコートは引き続きトレンドにIN。今シーズンのランウェイではブラウン×ロング丈のコンビネーションが多く登場し、「ザ ガーメント」のように軽やかなワンピースの上からさらりと羽織って異素材MIXを楽しむのが今どき。一点投入するだけでコーディネートが即決まる、圧倒的な存在感が人気の理由。
【2025-26秋冬トレンド③】ネクタイ
オフィスルックのブームに伴い、ネクタイの支持率が急上昇中。シャツにネクタイをあわせた王道かっちりスタイルを、「ゲスタス」はデニム素材の変化球セットアップで、「フォルツァ コレクティブ」は地厚なミディ丈スカートでそれぞれアレンジ。「エ ローエ ホーベ」のボーダー柄ネクタイは、シンプルコーデのアクセントにぴったり。
【2025-26秋冬トレンド④】カラータイツ
2025-26秋冬シーズンは、足元をカラフルに彩るプレイフルなスタイリングに注目。レッド、マスタードイエロー、ホワイト、パステルブルーなど、カラータイツを活用した差し色テクニックを攻略しよう! ロングコートの裾からチラ見せさせるもよし、ミニスカートに添えるもよし……着こなしの幅をぐっと広げられる寒い季節の名脇役。
【2025-26秋冬トレンド⑤】ユーティリティロングコート
トレンドアウターはフォーファーコートの一強状態……と思いきや、そこに待ったをかけたのがユーティリティロングコート。スタンドカラーのダッフルコート、素材の切り替えしが目を引くトレンチコート、カラビナ風の金具がついたレザーコートなど、寒さ厳しい北欧の冬を連想させるようなアウトドアテイストのデザインが目立った。
【2025-26秋冬トレンド⑥】チェック柄
秋冬おしゃれの定番キーワード、チェック柄は今シーズンも顕在。フィンランド発「ロルフ エクロス」とデンマークのベテラン「ヘンリック ヴィブスコフ」は、チェック柄の主役級アウターをそれぞれ提案。ネクストヒットアイテムとして今からおさえておきたいのが、「ムンテ」の七分丈パンツ。ロングブーツとの組み合わせが流行の予感!
【2025-26秋冬トレンド⑦】レギンス
2005年頃から海外セレブの間で人気を集め、時代を象徴するファッションアイテムとなったレギンスがついにトレンドに復活!? 「オペラスポート」「ザ ガーメント」「ローテート」など、北欧の人気ブランドから懐かしのレギンスルックが続々お目見え。おしりが隠れる丈のチュニックやアウターにあわせると、バランスよく取り入れられる。
【2025-26秋冬トレンド⑧】ピルボックス帽子
バラクラバやボンネットなど、帽子を使ったコーデが得意なコペンハーゲン・ファッションウィークにおいて、次なるブームとして話題を集めているのがピルボックス帽子。トップが平らで、つばがなく、円筒のような形が特徴。往年のファッションアイコンやロイヤルたちを彷彿とさせるようなレトロ&クラシックな見た目におしゃれ心をくすぐられる。
FUMINA TSUJI
1993年生まれ、長崎県出身。早稲田大学文学部卒業後、2015年「エル」編集部にファッションエディターとして入社。2020年8月よりデンマーク・コペンハーゲンへ移住。北欧のファッション&サステナブルライフを記事やSNSで随時発信中。
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