1985年に公開された『グーニーズ』の続編が、約40年の月日を経て製作される。ショーン・アスティン、コリー・フェルドマン、ジェフ・コーヘン、キー・ホイ・クァン、ジョシュ・ブローリンらが出演した同作は、自宅の屋根裏で伝説の海賊“片目のウィリー”の地図を発見した子どもたちの冒険を描いて大ヒットを記録。リチャード・ドナーが監督を務め、1900万ドルの製作費に対し、世界で1億2500万ドルもの興行収入に達した。カルト的人気を誇り、2017年にはアメリカ議会図書館の米国立フィルム登録簿に保存されている。
続編の企画は長い間ずっと持ち上がっては消えてきたが、ワーナー・ブラザースが脚本家にポッツィ・ポンチロリを起用したことを発表。スティーヴン・スピルバーグがアンブリン・エンターテインメントのもとで製作を務め、オリジナル版の脚本を手がけたクリス・コロンバスもプロデューサーとして参加。2021年に亡くなったドナー監督の妻＆ビジネスパートナーで、『X-メン』シリーズなどを手がけてきたローレン・シュラー・ドナーが製作総指揮を務める。監督は未定で、ストーリーの詳細も明らかになっていない。
先日、キーがハリウッドのTCLチャイニーズシアターに手形を刻んだ際、セレモニーにコリーやジョシュらが駆けつけ、キャストが再集結。その夜に行われたキーの主演映画『Love Hurts（原題）』のワールドプレミアでは、キーが『グーニーズ』の続編について、「僕の人生で一番多く聞かれる質問です。実現したらうれしいです」とコメント。そして、コリーがこう続けていた。「僕から言えるのは、みんなで集まろうよということ。みんな元気そうだし、ショーンもジョシュも良い感じ。僕らは今も元気にしていて、生きている。グーニーズは決して死なない……希望がある」
Text: Tae Terai
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