90年代風チェックスカートの取り入れ方とは?
グランジやパンクのアイコニックなアイテム、チェックスカートの人気が再燃中。かつてアレキサンダー・マックイーン、ヴィヴィアン・ウエストウッド、マーク・ジェイコブス、ジャンポール・ゴルチエといったデザイナーらがアヴァンギャルドなスタイルとともに提案。1992年の『VOGUE』でスティーブン・マイゼルが撮影した象徴的なエディトリアルや、リヴ・タイラー、グウェン・ステファニー、ドリュー・バリモアといった当時のアイコンたちの姿も思い浮かぶ。
近年ではチョポヴァ ロウェナ(CHOPOVA LOWENA)のチェックスカートが脚光を浴びており、30年以上にわたり幾度となくリバイバルを果たしてきた。ストリートでは、クラシックなプリーツやアシンメトリー、そしてミニからロングまでと多様なチョイスをするファッショニスタをキャッチ。今回は、スナップを参考に90年代に一世風靡したアイテムをモダンに着こなすコツをお届けする。
1.パンキッシュなミニスカート
昨年まではスクールガール風のイメージが強かったチェック柄のミニスカートだが、今シーズンは90年代のストリートファッションにインスパイアされたルックが主流になりそうだ。ミニスカートとスクエアトゥのロングブーツの組み合わせは、ノスタルジックな雰囲気を演出するのに最適。そこにユニークなダブルバックルのベルト、白のハイソックス、ミニサイズのTシャツを加え、懐かしさとモダンさが共存する着こなしを叶えて。
2.トライしやすいロングスカート
チェックスカートは世代を問わず取り入れやすい点にも注目。ミニ丈はハードルが高い、という人には、タータンチェックのロングスカートにシンプルなブラックのブーツを合わせるのが◎。上のスナップのようにコンパクトなレザージャケットを合わせるのも良いが、ジャストサイズの無地のフーディやニットと合わせるだけで存在感たっぷりのコーデが完成する。
3.ミディスカートでワントーンコーデを
ここまではややエッジィなスタイリングを紹介してきたが、ブラウン系の細かいチェックかつミディ丈のスカートを選べば大人カジュアルにもフィットしてくれる。スナップのように、トップ、ブーツ、バッグなどにトーンの違うブラウンを採用し、絶妙なバランス感のグラデーションを実践したいところ。
4.オフィスにもフィットするアシンメトリースカート
チェックスカートは合わせ方とカラー次第で、オフィスルックにも取り入れられるかもしれない。落ち着いた色合いのアシンメトリースカートをピックアップし、ブラックのテイラードとロングブーツを合わせることで、パンキッシュな印象を抑え、きちんと感を演出。スマートフォンケースとバッグのマットなレッドが程良いアクセントを効かせているのもポイント。
Text: Renata Joffre Adaptation: Reona Kondo
From VOGUE.MX
READ MORE