こんにちは!家事コツ研究員のOです。豆腐を使うときに、料理によっては“水切り”をしますが、みなさんはどのような方法でやっていますか?レンチン?ざると重石を使って?でもこういったやり方だと、時間がかかったり、洗い物が多くなったりして面倒だったりしますよね。
そこで今回は、レンジや重石を使わず、あっという間にできる“水切り”方法をご紹介します。この方法を知ったら、きっとすぐに試したくなるはずですよ!
超手軽な水切り方法
それでは早速ウワサの水切り方法を試してみます!
【準備するもの】
絹ごし豆腐…1丁
キッチンペーパー…3枚
準備するものはこの2つ。いつもの水切りとあまり変わらないですが、実はこれらを使った“水切りのやり方”がポイントなんです!
1、容器の中の水を出す
まず水切りの下準備として、セロハンを少しだけ外し、容器の中の水をしっかり出します。これはどんな豆腐料理でもいつも最初にすることですよね。
容器の水をすべて出したら、セロハンを取り外します。
2、キッチンペーパーで包む
次にキッチンペーパーを3枚準備します。
3枚のキッチンペーパーを重ね、その上に容器に入った豆腐をひっくり返してのせます。
こんな感じで豆腐を取り出したら、ここでポイント。まず豆腐を2等分します。こうすることで、水分が染み出す豆腐の面積が増えるので、より早く水切りできるようになります。
豆腐を2等分したら、キッチンペーパーで豆腐をまるっと包みます。ここまではいたって普通の水切りですよね…。でもここからが全く違うんです!
3、豆腐を容器に戻す
2の豆腐を、キッチンペーパーの折り込み閉じ口が下にくるようにして元の容器に戻します。ちなみに、キッチンペーパーが豆腐の水分を吸って柔らかくなってから戻すようにしましょう。
4、豆腐を手のひらで押し込む
豆腐の上に手のひらを乗せ、両手でぎゅーっとゆっくり体重をかけながら押し込んでいきます。(右手で撮影しているため、写真は左手だけです)
押し込むたびに、容器から水があふれ出します。でも、ぴったりの容器の中でやっているのである程度のところまでしか押し込めず、押しすぎて豆腐がぐちゃっと崩れてしまう心配はありません!!なんて合理的な方法なんでしょう。
2分ほど押し込むとこんな感じになりました。容器に戻したときと比べると、豆腐の水分がなくなっているのが一目瞭然ですね。
さぁ、水切りされた豆腐はどんな感じになったのでしょうか?
出来上がりはこんな感じ♪
容器から豆腐を取り出し、キッチンペーパーを外してみると…、水気がかなりなくなった豆腐が出てきました。
少しヒビが入っているところもありますが、ほぼ型崩れすることなく、容器の形のまま水切りできていますね☆
このレベルの水切りがたった2分でできたとは驚きです。かなりの時短に成功しました!
断面を見ても、しっかり水切りされているのがわかります。水切りしたものを少し食べてみると、絹ごし豆腐と木綿豆腐の間のような食感で、味自体もいつもの絹ごし豆腐に比べると濃く感じました。
ちなみに今回はこの工程を1回で終了しましたが、もう一度新しいキッチンペーパーで包み、同じ作業を繰り返すと、より濃厚な豆腐になりますよ。
この方法なら2~3分でしっかり水切りができるうえ、洗い物も少ないのが嬉しい♪
今回は、片栗粉をまぶしてフライパンで焼き、照り焼きにしてみました。そのほか、水切りしたものを7mm厚さくらいに切ってカプレーゼのモツァレラ代わりにするのもおすすめです。
作りたい料理に合わせて水切り加減を調整してみてくださいね。
取材・文/JUNKO ※暮らしニスタの記事を再編集して配信しています。