ストレスのない生活に憧れていても、なかなかストレスをなくしていくことは難しいのではないでしょうか。私たちにできることはストレスを長引かせなかったり、ストレスで余計なトラブルを引き起こさなかったりするようにすることかもしれません。特にストレスがかかると、いつもの自分とは違う行動を取ってしまい、後悔してしまうことがあるのではないでしょうか。そこで今回は、あなたの“ストレス時の悪いクセ”を心理テストで探ってみましょう。
どの香りに惹かれますか? 直感でお答えください。
1.花の香り
2.コーヒーの香り
3.石鹸の香り
4.カレーライスの香り
1.花の香りを選んだ人は「余計なものまで買ってしまう」
花の香りを選んだ人は、余計なものまで買ってしまうことがストレス時の悪いクセかもしれません。あなたは普段から我慢をしたり生活に気を遣ったりすることが多い人ではないでしょうか。だからこそ我慢の限界を超えたときは、タガが外れて思いっきり気晴らしがしたくなるかもしれません。
花の香りを選んだことは、忍耐強さが表れています。辛いことや苦しいことを我慢するだけでなく、解放されたときの解放感を味わうこともまた多いのではないでしょうか。ストレスがかかると解放感を味わいたくなり、散財することが手軽にできる発散方法になっているかもしれません。
同じような解放感を味わう方法として、運動で発散したりサウナなどで整えたりしてみてはいかがでしょう。手軽さは便利ですがどこか物足りなさも感じてしまうため、またすぐに散財するクセが出てしまうかもしれません。悪いクセから学んだことを上手く活かして、ストレスを乗り切ってみてはいかがでしょうか。
2.コーヒーの香りを選んだ人は「スマホやネットばかり見てしまう」
コーヒーの香りを選んだ人は、スマホやネットばかり見てしまうことがストレス時の悪いクセかもしれません。あなたは仕事や家のことなど、いつも何かに追われてしまっている人ではないでしょうか。なかなかゆっくりする時間が取れないので、簡単にできる気晴らしをすることが多いかもしれません。
コーヒーの香りを選んだことは、無気力さが表れています。日常的な忙しさがあなたの心身を少しずつ削っていないでしょうか。疲れた自分を癒すため、ちょっとした気晴らしが時間を忘れてしまうことになっているかもしれません。
気がつけばいつもスマホやネットばかり見てしまっていると、生活にメリハリをなくしてしまうでしょう。日常的な依存になってしまうと時間を短くするのが難しくなるので、スマホやネットから物理的に離れるようにした方が良いかもしれません。他の気晴らしの方法も取り入れて、一つのことに依存しないようにしてはいかがでしょうか。
3.石鹸の香りを選んだ人は「必要以上の断捨離をしてしまう」
石鹸の香りを選んだ人は、必要以上の断捨離をしてしまうことがストレス時の悪いクセかもしれません。あなたは普段から忙しいことが多く、いつも何か考え事をしている人ではないでしょうか。考えることに疲れてしまうと余計なものを捨てたくなってしまい、定期的に断捨離をしてしまうかもしれません。
石鹸の香りを選んだことは、カタルシスが表れています。全てを捨て去って、自分が何にも捕らわれない本当の自由が欲しい気持ちになることがないでしょうか。断捨離の物を減らすという手段が次第に目的に置き換わり、そればかりを求めてしまうかもしれません。
ストレスで物を減らす解放感が強くなると日常的に物を減らしてしまい、物を増やすことを嫌がるようになってしまうのではないでしょうか。更に、何にも捕らわれたくない気持ちが強くなると、人間関係も希薄になってしまうかもしれません。人生の喜びすらも手放してしまわないように、断捨離の基本である自分の軸について今一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。
4.カレーライスの香りを選んだ人は「暴飲暴食をしてしまう」
カレーライスの香りを選んだ人は、暴飲暴食をしてしまうことがストレス時の悪いクセかもしれません。あなたはストレス発散のレパートリーが少なく、気がつけば何か飲食をしていることが多い人ではないでしょうか。飲食をすることでの満足感があなたの心を癒す一方で、本格的に自分の心と向き合おうとする気持ちを削いでしまっているかもしれません。
カレーライスの香りを選んだことは、流されやすさが表れています。自分の意見や考えをしっかり持つというよりも、その場その場で合わせることが多いのではないでしょうか。自分の自己像や将来像についてあまり真剣ではなく、今が良ければそれで良いという考えかもしれません。
ストレスがかかると暴飲暴食をしてしまうのも、自分に向き合う姿勢の表れではないでしょうか。体型や健康が危うくなってしまってから気がつくことが多く、それでも飲食を変えられないかもしれません。まずは自分と真剣に向き合うことから始めて、内面を理解して流されるのではない自分にあった取り組みを始めてみてはいかがでしょう。
ライター:Kazuki.W
臨床心理士、公認心理師として、みなさんの心の内側を紹介していきます。自分自身が気がついていない心の中を見ていきましょう!