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「何に見える?」あなたの“メンタルの立て直し力”がわかる【心理テスト】

  • 2025.3.22
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レジリエンス(自己回復力)という言葉を知っていますか? 困難やストレスのかかる状況に遭遇したときに、そのまま潰れてしまうのではなく、自分で気持ちを立て直していく力のことです。レジリエンスを持っている人は、壁にぶつかっても乗り越えていくことができますが、レジリエンスを持たない人は壁の前でいじけてしまいます。あなたは“レジリエンスを持つ人か”探ってみましょう。

図形が何に見えますか? 直感でお答えください。



1.どんぐり

2.きのこ

3.ヘルメットをかぶった人

4.画鋲



1.どんぐりに見えた人は「レジリエンスを持つ人」

図形がどんぐりに見えた人は、レジリエンスを持つ人かもしれません。あなたはどんなに困難な状況に陥ったとしても、周りの力も借りながら、しっかりと現状を受け止めて立ち直っていくことができるのではないでしょうか。解決方法もなく、どうしようもない時には、仕方がないと受け止めて、その上で人生設計を立て直すような柔軟性があるようです。

このタイプの人は、しなやかでタフな心を持った人でしょう。適応力が高く、その場その場の状況に合わせて自分を変えていくことができるようです。また、周りの人に対して自分の弱みを見せて、助けてもらうということもできるのではないでしょうか。だからこそ、つらい気持ちの時には誰かの前で泣き、そして気持ちを立て直していくという作業ができるようです。

困難な壁にぶち当たった時に、見て見ぬ振りはせず、きちんと向き合えるところが、あなたの強さでしょう。それゆえ涙を流したり愚痴を言ったりはしますが、その過程を経て気持ちを整理していくことができるようです。なんとかなるという楽観的な考えも持っているため、どんな状況であっても、なんとか自分を回復させることができるのではないでしょうか。

2.きのこに見えた人は「ややレジリエンスを持つ人」

図形がきのこに見えた人は、ややレジリエンスを持つ人かもしれません。あなたは困難な状況に陥った時に、現状としっかり向き合い、あれこれ考えを巡らせるうちに立ち直ることができる人ではないでしょうか。解決方法もなく、どうしようもない時にも、時間をかけて回復していくことができそうです。

このタイプの人は、自己効力感が強く甘え下手な人でしょう。自分なら乗り越えることができるという自信はあるのですが、他人に寄りかかることが苦手そうです。そのため、レジリエンスは持っているのですが、回復には少々時間がかかってしまいがちなのではないでしょうか。また周りの人は、苦しそうなのに助けを求めないあなたを見て、ヤキモキしてしまいそうです。

困難な壁にぶち当たった時に、あなたは目を背けることはなく、真っ向から立ち向かって行こうとするでしょう。どうにかしなければと焦る気持ちもありつつも、だんだん現状を受け入れていくようです。考えた結果、どうにもならないことであれば、仕方がないと受け入れる度量の大きさもあるでしょう。あとは他人に弱みを見せたり、頼ったりする力を持てると良いかもしれません。

3.ヘルメットをかぶった人に見えた人は「あまりレジリエンスを持たない人」

図形がヘルメットをかぶった人に見えた人は、あまりレジリエンスを持たない人かもしれません。あなたは困難な状況に陥った時に、気づかないふりをしようとしてしまいがちなのではないでしょうか。何かの間違いかもしれない、気のせいかもしれないと考えたり、誰かがなんとかしてくれないかと他力本願になってしまったりするようです。

このタイプの人は、気が小さく怖がりな人でしょう。平穏である事をよしとし、あまり多くは望まないかもしれません。それゆえ困難とぶつかってしまうと、どうしたらいいかわからなくなり、問題から目を逸らしてやり過ごそうとしてしまうのではないでしょうか。別のことに目を向けて、問題の本質は見ないようにしてしまうことがあるようです。

ただ、あなたは弱い自分を見せたくないなどカッコつけることはないため、他人に助けを求めることはできそうです。困難から目を背けて誰かにお任せしてしまうことで、なんとなく壁を乗り越えてしまっているということはあるでしょう。そのため、力を貸してくれる人がそばにいるうちはいいのですが、居なくなると、困難を前に打ちひしがれるだけになってしまうかもしれません。

4.画鋲に見えた人は「レジリエンスを持たない人」

図形が画鋲に見えた人は、レジリエンスを持たない人かもしれません。あなたは困難な状況に陥った時に、自分を責めることに集中してしまいがちなのではないでしょうか。ずっと後ろばかり振り返ってしまい、後悔に苛まれて、なかなか前に進むことができなくなるようです。また自分で自分を傷つけて、余計に事態を悪くしてしまうのではないでしょうか。

このタイプの人は、自責の念が強く落ち込みやすい人でしょう。誰のせいでもないことでも、自分のせいであると感じて、過去の行いを後悔してしまうのではないでしょうか。あの時こうしておけばよかったのにと考えるところから抜け出せず、だんだんと深みにハマっていってしまいがちかもしれません。

また、他人に弱みを見せることも苦手で、頼ることができず、塞ぎ込みがちになってしまうでしょう。考える力のない人ではないので、まずは後悔ばかりする自分をリセットして、もう少し広い視野で全体を見るよう意識すると良いかもしれません。そうすることで、少しずつ困難さを打開する方法が見えてくるようになるのではないでしょうか。



ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。