冷静さを失ってしまうと、普段は考えられないようなミスをしたり、よくない選択や行動をしてしまったりすることがあります。だからこそ、あまり冷静さを失いたくはないと考える人が多いですよね。でも人は機械ではないため、どんな人でも冷静さを失うときはあります。あなたが“冷静ではいられなくなる時”がいつなのか、探ってみましょう。
図形が何に見えますか？直感でお答えください。
1.牛乳パック
2.クレヨン
3.家
4.積まれた角材
1.牛乳パックに見えた人は「キャパオーバーした時」
図形が牛乳パックに見えた人は、キャパオーバーした時に冷静ではいられなくなるかもしれません。仕事量が多くなり過ぎてしまい、あなたの中で処理がしきれなくなると、冷静ではいられなくなってしまうのではないでしょうか。また、感情が強く昂ってしまった時も、冷静ではいられなくなりがちなようです。
このタイプの人は、感受性が豊かで素直な性格をしていそうです。そのため、どちらかというと冷静ではいられなくなってしまうことが多いのではないでしょうか。あたふたとしてしまったり、感情的になって取り乱してしまったりということが、日常的に起こりがちなようです。そしてそういう時は、必ずと言っていいほどキャパオーバーしているのではないでしょうか。
冷静でいられなくなると、感情的に怒ってしまったり、仕事もミスだらけになってしまったりして、うまくいかないことがどんどん積み重なっていってしまいそうです。だからこそ、もし冷静じゃないと自分で気づくことができたら、少しその場から離れて時間を置くことが大切でしょう。落ち着いて行動しないと、余計に事態が悪くなってしまいそうです。
2.クレヨンに見えた人は「突発的なことが起こった時」
図形がクレヨンに見えた人は、突発的なことが起こった時に冷静ではいられなくなるかもしれません。予定になかったことが急に起こってしまった時に、あなたは冷静ではいられなくなり、あたふたとしてしまうことが多いのではないでしょうか。先々の予定がうまく進められなくなると不安になり、オロオロしてしまいがちかもしれません。
このタイプの人は、慎重で計画的な性格をしていそうです。おそらく何かイベントごとがある時は、失敗しないように前もってきちんと準備しようとしがちでしょう。また1日の流れなども取りこぼしがないようルーティーン化し、毎日それをきちんとこなすことに力を注いでいるのではないでしょうか。そのため、突発的なことが起こると、計画が崩れて冷静ではいられなくなるようです。
冷静でいられなくなると、あなたが得意とする計画的なところがうまく機能しなくなってしまうのかもしれません。そのため、もう一度計画を組み直せばいいのに、それができず、狼狽えてしまうのではないでしょうか。突発的なことが起こった時は、少しお茶を飲むなどして、もう一度段取りし直せば良さそうです。次第に冷静さを取り戻すことができるでしょう。
3.家に見えた人は「家族の体調が悪い時」
図形が家に見えた人は、家族の体調が悪い時に冷静ではいられなくなるかもしれません。ちょっとした体調不良程度であればいいのですが、大怪我をしてしまったり大病を患った時に、一気に冷静ではいられなくなってきてしまうのではないでしょうか。とても頼り甲斐のある人なのですが、地に足がつかない感じでふわふわしてしまいそうです。
このタイプの人は、情に厚く結束力の強い性格をしていそうです。おそらく家族をとても大事にしているのではないでしょうか。お節介焼きなタイプですので、あなたが家族のことをあれこれ気にかけ、面倒を見ている構図になりがちでしょう。そのため、誰かの体調が悪いとなると、とても心配で不安が強まってしまうのかもしれません。
冷静でいられなくなると、感情的に動いてしまい、後で後悔することにもつながってしまいそうです。そのため、まずは自分が冷静になることを最優先し、それから家族にとってどうしてあげるのが一番いいのかを考えることから始めると良いでしょう。そうしないと、あなたの感情が先走ってしまい、当事者である家族の気持ちが置いてけぼりになってしまいそうです。
4.積まれた角材に見えた人は「攻撃的な態度を取られた時」
図形が積まれた角材に見えた人は、攻撃的な態度を取られた時に冷静ではいられなくなるかもしれません。あなた自身が誰かに対して攻撃的な態度を取ることはあまりないのですが、ふとした時に攻撃的な態度を取られると、冷静ではいられなくなってしまいオロオロと狼狽えてしまうことがありそうです。
このタイプの人は、穏やかで人当たりの良い性格をしていそうです。周りの人に対して気を遣いますし、協調性にも富んでいるでしょう。何か伝えたい時も、我慢するか、言い方をすごく考えて伝えようとするのではないでしょうか。そういう人ですので、相手からの急な攻撃には動揺してしまうのかもしれません。
冷静でいられなくなると、人前でも涙が出てきてしまったり、言葉が出ず悔しい思いをすることになりそうです。何も言い返すことができず、逃げるように場を去ることになりがちでしょう。もし味方になってくれる人がいたら、その人に対応してもらった方がいいかもしれません。それが難しい時は、極力ゆっくりと話し、相手が冷静になれるような話しかけ方を意識すると、あなたも冷静になってきそうです。
ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。