世の中には、どんなに好きになろうと頑張っても好きになれない相手がいるものです。好きになれない自分は度量が狭いと、協調性の高い人は感じてしまうかもしれません。周りの人は特に何も思っていないのに、自分だけ好きになれないと、モヤモヤしたりしますよね。あなたが“好きになれない人のタイプ”は、どんなタイプなのでしょうか？ 探ってみましょう。
図形が何に見えますか？ 直感でお答えください。
1.カエルの顔
2.がま口の財布
3.クマの顔
4.逆さまの車
1.カエルの顔に見えた人は「嘘をつく人」
図形がカエルの顔に見えた人は、嘘をつくようなタイプが好きになれないかもしれません。優しさからくる嘘はいいのですが、相手を傷つけたい、騙したいなどの気持ちからくる嘘をつく人は、どうしても好きになれないのではないでしょうか。心を開いて接していたのに、とても無碍にされた気持ちになってしまうようです。
この選択肢を選んだ人は、素直で裏表がない性格をしているでしょう。他人に対して、あまり警戒心なく心を開きますし、優しく親切にすることが当然であると感じているようです。そのため、誰に対しても誠実に向き合おうとしますし、嫌な気持ちにさせないよう気を遣っているでしょう。
そういう人ですので、嘘をついてあなたを傷つけようとしたり騙そうとしたりする人のことは、受け入れられないのかもしれません。きちんと向き合おうとする人だからこそ、そういう仕打ちが理解できないと感じてしまうのでしょう。他の人は「やり手だ」「頭のキレる人だ」などと評価しているかもしれませんが、あなたはやはり好きになることはできないようです。
2.がま口の財布に見えた人は「嫌なことを平気で言う人」
図形ががま口の財布に見えた人は、嫌なことを平気で言う人が好きになれないかもしれません。あまり言われたくないようなことを、笑顔で流れるように言う人のことは、どうしても好きになれないのではないでしょうか。相手の気持ちを考えてオブラートに包んだり、言わないでおいたりする配慮がなく、嫌悪感を感じてしまうようです。
この選択肢を選んだ人は、我慢強く気を遣う性格をしているでしょう。周りの人と揉めないよう、いつも言葉を選びながら話しているのではないでしょうか。親しき仲にも礼儀ありという考えを持っていることもあって、たとえ身近な存在であっても、嫌な感じに伝わらないよう意識して話していそうです。
そういう人ですので、嫌なことを平気で言ってしまう人のことは、受け入れられないかもしれません。言葉が凶器になることを知っているからこそ、口から嫌な言葉がポンポン出る人のことが理解できないのではないでしょうか。他の人は「素直だ」「よく言ってくれた」と評価することもあるかもしれませんが、あなたはやはり好きになることはできないようです。
3.クマの顔に見えた人は「他人任せな人」
図形がクマの顔に見えた人は、他人任せな人が好きになれないかもしれません。なんでも「できない」「やれない」と他人に丸投げにしてしまう人のことは、どうしても好きになれないのではないでしょうか。自分が楽をすることばかり考えており、相手への負担を見ていない人に対しては、憤りを感じてしまうようです。
この選択肢を選んだ人は、責任感が強く甘え下手な性格をしているでしょう。あなた自身、自分のことは自分でやるのが当たり前でしょうし、他人に迷惑をかけてはいけないという思いが強そうです。他人の仕事であっても、自分に余裕があれば手伝う面倒見の良さもありそうです。また、向上心も強いため、より良い仕事をしようという意気込みがあるでしょう。
そういう人ですので、他人任せな人のことは、だらしない人だと感じてしまい受け入れられないのではないでしょうか。時間がないとか言い訳ばかりして、実際は結構暇を持て余していたりすることが想像できるからかもしれません。他の人は「甘え上手」「可愛げがある」と評価することもあるかもしれませんが、あなたはなかなか好きになることができないようです。
4.逆さまの車に見えた人は「口うるさい人」
図形が逆さまの車に見えた人は、口うるさい人が好きになれないかもしれません。あなたのやることなすことに、お説教のようにくどくどと言ってくる人のことは、どうしても好きになれないのではないでしょうか。せっかく楽しくやっているのに、雰囲気を台無しにされたと感じてしまうようです。
このタイプの人は、お調子者で快楽主義な性格をしているでしょう。楽しいことが大好きですし、仕事であっても楽しくやることが一番だと感じていそうです。周りの人にイタズラしてみたり、ふざけて笑いを取ろうとしたり、とにかく場を盛り上げようとあれこれ工夫を凝らして動き回ることが好きなのではないでしょうか。
そういう人ですので、口うるさい人のことは、空気を壊す人と感じてしまい、受け入れられないのではないでしょうか。せっかく盛り上がっていたのに、空気をぶち壊しにし、しかも自分を責めてくる嫌な存在に感じられてしまうのでしょう。他の人は「しっかり者」「きちんとしている」と評価することもあるかもしれませんが、あなたはどうしても好きにはなれないようです。
ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。