赤ワインと醤油、みりん、生姜でつくるたれを食べる直前にさっとつけて焼くだけ。〆は副菜として添えたナムルの余りをご飯と一緒に混ぜて、即席ピビンパに。料理研究家の中川たまさんに、日常ごはんを教えてもらいました。
■“たれ焼きとピビンパ”のつくり方
◇材料 (2人分)
★ たれ焼き:
・ 牛肉:200g(カルビなど)
A :(混ぜる)
├ 赤ワイン:大さじ1
├ 醤油:大さじ1
├ みりん:大さじ1
└ 生姜:少々(すりおろす)
・ キャベツ:適宜(あれば)
★ 切り干し大根と柿のナムル:
・ 切り干し大根:30g(水に15分つけて戻す)
・ 柿:1/2個分(半分をすりおろし、半分を細切り)
・ 粉唐辛子:小さじ1/2
・ 塩麹:小さじ1
・ 醤油:小さじ1
・ 米酢:大さじ1/2
★ 春菊と海苔のナムル:
・ 春菊:2株(食べやすい大きさに切る)
・ 韓国海苔:2~3枚分(食べやすい大きさにちぎる)
・ 胡麻油:適量
・ 米酢:適量
・ 白煎り胡麻:適量
★ ピビンパ:
・ ご飯:茶碗1~2杯
(1)たれ焼きをつくる
牛肉とAをさっと混ぜ合わせ、耐火鍋や鉄板で焼く。あればキャベツなどを一緒に焼いても。
(2)切り干し大根と柿のナムルをつくる
切り干し大根の水気を絞ってボウルに入れ、ほかの材料をすべて加え、よく混ぜ合わせる。
(3)春菊と海苔のナムルをつくる
春菊と韓国海苔をボウルに入れ、胡麻油を回しかけてまとわせ、米酢を少し加え、胡麻をふる。
(4)〆のピビンパをつくる
たれ焼きと2種のナムルを少し残しておいて、〆にピビンパをつくる。耐火鍋や鉄板に胡麻油少々(分量外)をひき、ご飯とたれ焼き、ナムルを入れ、炒めながら混ぜ合わせる。
――教える人
「中川たま 料理研究家」
兵庫県生まれ。アパレル企業やケータリングユニット「にぎにぎ」を経て、2008年に独立。神奈川県・逗子市で夫・娘と3人暮らし。季節の野菜や果物を大切にしたレシピを、雑誌や書籍などで提案している。センスのいいスタイリングも人気。
この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。
文:藤井志織 写真:宮濱祐美子