「お宅のお子さんがうちの車を傷つけました」──そう言われたら、あなたはどうしますか?
今回ご紹介するのは、ますまゆさんのご友人が体験したエピソードです。
■隣人の車を娘が傷つけた!? カメラに映っていたのは…
お隣に住む隣野さんは、たまに挨拶するくらいの関係性。
今まで特にトラブルはなかったのですが、ある日突然、我が家の小3の娘に車を傷つけられたと、隣野さんが防犯カメラを持ってやって来ました。
実際に車を確認したところ、傷はなし。安心しつつも、娘が車を勝手に触ったことについては誠心誠意謝罪しました。
娘にも、勝手に車を触ってはいけないと、よく言い聞かせました。一緒にいた息子も、茶化しながらも理解してくれていた様子。
しかし翌日、また隣野さんが防犯カメラを持って我が家にやって来ます。
■今度は息子が…!?「俺は何もやってない」
まさか2日連続で同じようなトラブルが起きるとは…。しかも今度は息子。
すぐに、隣野さんが持ってきた防犯カメラの映像を確認しました。
防犯カメラに映っていた映像と、車についていた傷を照らし合わせて、息子を疑う隣野さん。
しかし、当の息子本人は「俺は何もやってない」と青ざめた顔で首を振るばかり。
その場ではひとまず謝り、週末に改めて夫と一緒に、隣野さんのお宅に伺うことになりました。
隣野さんのお宅に伺う前に、家族で今回のトラブルについて話すことに。
息子は「分からない」と俯きがちで答えるばかり。
「分からない」とは、いったいどういう意味なのか? そして、息子は本当に車を傷つけたのか?
明らかにいつもとは違った息子の様子に、違和感を抱きます。親として信じたい気持ちはあるけれど……隣野さんの言動も含めて、何かが引っかかるのです。
■弁護士まで介入!? 事態は思わぬ展開に
車の傷の件で隣野さんのお宅に行くと、そこには隣野さんのお知り合いの弁護士が。
反論したい気持ちはあるものの、息子の話を聞いても「分からない」の一点張りなので、本当にやっていないと言い切っていいものか、自信が持てなくなってきました。
そして隣野さんに突きつけられたのは、弁償に関する内容が記載された示談書!
まさか、ここまでの事態に発展するなんて…。あなただったらどうしますか?
■子どもがトラブルに巻き込まれたら? 親としての対処法
常日頃から子どもへ「よその車は触っちゃダメだよ」と教えていたとしても、何をするか分からないのが子ども。
不意に触って傷つけてしまうかもしれないし、たまたま車の前でつまずいて傷つけてしまうかもしれないと考えると、こういったトラブルは意外と身近にあることなのかもしれません。
しかし、防犯カメラの映像や、子どもの発言だけでは事実がわからない場合、親としてはどうするべきか悩みますよね。
一方的に責め立てるのではなく、まずは落ち着いて、子どもの本音を引き出すことが第一なのかもしれません。
本当に息子さんが傷をつけたのでしょうか? ますまゆさんの「お宅のお子さんが車を傷つけました」の後半には想像もしない展開が…!? ぜひチェックしてみてくださいね。
(だいふく)