有名牛丼チェーン「ニコ牛」の店長マユミさんは、小学1年生の息子を持つシングルマザー。茂樹林という男性客の迷惑行為に悩まされています。
マユミさんが息子のマサル君と遊園地に行く約束をしていた日の朝、お店から連絡が入ります。ストーカークレーマー客・茂樹林とバイトの高橋くんが大喧嘩しているというのです。
マユミさんは仕方なく、マサル君との遊園地を諦め、急遽出勤しますが……。
店に駆けつけたら…急展開！
「この度は申し訳ありませんでした」
マユミさんが頭を下げると、茂樹林はヘラヘラしながら「店長なら従業員の教育は完璧にしないと」と言います。
マユミさんがなだめて何とかその場は収まりましたが、高橋くんは「茂樹林を放置していたらマズいと思いますよ」と言い残し、バイトを辞めてしまいました。
さらに後を追うように、茂樹林の迷惑行為やセクハラ発言が原因でバイトが3人も退職。一気に4人もスタッフが去り、マユミさんは窮地に立たされるのでした。
茂樹林の行き過ぎたクレームは、カスタマーハラスメントと言っても過言ではありません。穏便に済ませるだけでは、状況は好転しそうにありません。
ときには毅然（きぜん）とした態度で、しっかりNOを突きつけることも必要なのかもしれませんね。
著者：マンガ家・イラストレーター くまお
ベビーカレンダー編集部