2025年1月15日、映画界の鬼才、デヴィッド・リンチが78歳で逝去した。これまでの功績に敬意を表し、「東急歌舞伎町タワー」内にある「109シネマズプレミアム新宿」では、追悼企画として3作品の4K上映が決定。映画ファンはもちろんのこと、リンチ監督作品未経験者にとっても、またとない機会になりそうだ。
圧倒的な映像美で蘇る、リンチの異世界。オールナイト上映も開催
映画ファンでなくとも一度は耳にしたことがあるであろう、デヴィッド・リンチの名。その唯一無二の作風から「カルトの帝王」とも呼ばれ、世界中の映画ファンから熱狂的な支持を集めた。
今回上映する作品は、スタンリー・キューブリック監督も絶賛したと言われる記念すべき長編処女作『イレイザーヘッド』、世界的な人気を誇るドラマシリーズの前日譚となる劇場版『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』、リンチファンの間で最高傑作との呼び声も高いサイコ・スリラー『ロスト・ハイウェイ』の3作品。中でも『ロスト・ハイウェイ』は、国内初の4K上映となる。
また、3月21日(金)には3作品を一気に堪能できるオールナイト上映も開催予定。深夜の新宿で、リンチの悪夢に酔いしれる究極の映画体験が待っている。
最高の映画を、最高の環境で
上映劇場の「109シネマズプレミアム新宿」は、「東急歌舞伎町タワー」9F・10Fに位置する“109シネマズ”の新ブランド。全席が一般的なシネコンの最大約2.3倍の大きさのプレミアムシートで、全シアターに坂本龍一監修の音響システム「SAION-SR EDITION-」を導入。これまでの常識を覆す“感性を開く映画館”として、まるで作品世界に入り込んだかのような没入感が味わえる。
闇に沈み込むような映像、ねじれた時間軸、不可解な登場人物たち…リンチ作品の持つ、幻想的で狂気に満ちた映像世界が、4Kリマスターの鮮明な映像で味わえる貴重な機会。きっと新たな発見があるはずだ。
デヴィッド・リンチの追悼企画
会期:2025年2月14日(金)より順次
会場:109シネマズプレミアム新宿
https://109cinemas.net/premiumshinjuku/Harumari Inc.