【学生がやってみた防災】DIY未経験者が段ボールベッド作りに挑戦！身近な素材で作りました。

避難所でも快適に過ごすために考えたアイデア

避難場所でもベッドで寝られたら嬉しいですよね。床に直接寝るよりも、床から離れていた方が体温を奪われることも少なくて済みます。そこでDIY未経験の大学生3人で段ボールベッドを作れるか試してみました。

作り方

1．段ボール集め

まず、大学にあった、大きいサイズの段ボールと小さいサイズの段ボールを集めました。

２．ベッドの設計

体重50~70kgの男性が寝ても潰れないように、強度をどう確保するかを最初に考えました。
まず、ベッドの内部に入れる柱を段ボールで作ることから始めました。

3．内部の柱の組み立て

先ほど集めた小さい方の段ボールを使って、柱になるような形に組み立てます。

この形にします。しかしこのままだと柱としての高さが足りないので、この形の柱を以下のように組み立てます。

このように組み合わせてくっつけます。これを必要な分だけ８個作りました。

柱をいろいろな組み合せで作ってみて、外枠のベッドの中に入れ、実際に寝てみました。最終的に、この形に組み合わせるのが、一番強度があることがわかりました。

先ほど作った柱を大きい段ボールに入れます。これをもう1個作ります。

ベッドを強くするためにした工夫

この段ボールベッドづくりで一番大変だったのは、体重を支えるための柱の構造を決めることでした。たくさんのトライ＆エラーを重ね、先ほど紹介した柱の作り方を考案することができました。
作成には３人で２時間かかりましたが、仲間と協力して作ったためとても楽しくできました。災害時は大変だと思いますが、避難場所でも身近なものを使って試行錯誤しながら、実用的なものを作れるのではないかと思います。

〈執筆者〉
荒木慎之介
松﨑航大
森川拓海