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子どもが手を離れると、話しかけてこなくなった夫に違和感。友人の言葉に「私もそうだった」思わず反省

  • 2025.2.17

筆者の友人・W子は、旦那さんのことを「空気のような存在」と話していました。お互いのことは一番わかっていると思っていたのに、少しずつ歯車が狂っていたことに彼女は気が付いていませんでした……。

画像: 子どもが手を離れると、話しかけてこなくなった夫に違和感。友人の言葉に「私もそうだった」思わず反省

気付き

私の夫は昔からよくしゃべるタイプで、どちらかというと私は聞き役。
結婚してからも会社でのことや子ども達のことなどを、自分から話しかけてくるタイプでした。

夫婦だけの時間が増えてきたなと思い始めた頃、私は夫が以前よりも話をしなくなっていることに気が付きました。
別に喧嘩をしているわけでもなく、必要最低限の話はできていたため、その頃は深刻に考えることはなかったのです。

同窓会

ある日、私は中学校の同窓会に参加しました。
仲の良かったグループで話をしていると、F君が家での話を愚痴り始めたのです。
「嫁さんは俺に挨拶もしない」「自分だけはぶかれて、子ども達と出かけたり、孫に会いに行ったりしている」「私は家政婦じゃないと言われた」などと文句ばかり。

友人達は「そんなもんだよ」と笑っていましたが、私はF君が話している内容が自分達夫婦に当てはまっていたので、愕然としました。

アドバイス

すると、現在教師をやっているというE子が「まずは挨拶をしないとダメだよね。夫婦でも親子でも挨拶が基本。相手が言わなくても自分から言い続けるとだいぶ変わるよ。」と言いました。
E子はF君に「いくら夫婦でも、いきなり他人を変えるのは難しいと思うよ。だったら自分が変われば良いんじゃないかな?」とアドバイスしたのです。

私はE子の話を聞いてひどく反省し、まずは自分から夫への態度を改めようと考えました。

行動

次の日から、私は夫に対してきちんと挨拶をし、「いってらっしゃい」「おかえりなさい」「ありがとう」など、自分から声をかけるようにしました。
すると、1ヶ月ほど経つ頃には、夫の態度がガラリと変わり、以前のように自分から話をするようになったのです。

私達夫婦の関係は修復できましたが、夫には「無視されてるみたいでさみしかった。」と言われました。
E子のアドバイスは、人間関係の基本だったのです。
ちょっとしたことで、夫婦という人間関係も簡単に壊れそうになるんだと反省した出来事でした。

【体験者:50代女性・自営業、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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