子どもが4歳のころの話です。うちの子はいつも家で遊ぶとき、工作キットで自分で作ったケーキの小物をおままごとで使っていました。しかしある日、その小物を仲良しのお友だちであるAちゃんがカバンにつけているのを、娘が幼稚園で発見したのです……。
物を盗まれた4歳の娘は…
どうやら、Aちゃんがうちに遊びにきたとき、その小物を持ち去ったようです。そして、お母さんに「ケーキもらったから、これにチェーンをつけてカバンにつけてほしい」と伝えたとのこと。Aちゃんが小物をつけていることに気づいた娘が指摘すると、言い合いになってしまったようです。
Aちゃんのお母さんは子どもの「もらった」という言葉を信じていたようで、盗んでいたことを知りショックを受けていました。後日2人で家に来て謝罪をしてくれましたが、うちの子は「もうAちゃんとは遊びたくない」と言い、それ以来二度と一緒に遊びたがりませんでした。
友だちに物を盗まれたことに対してとてもショックを受けていたうちの子は、Aちゃん以外の子も小学校に上がるまでは家に呼ぼうとしませんでした。子どもにとって悲しい出来事ではありますが、いけないことをしたら誰も幸せになれないこと、だからしてはいけないということを学ぶきっかけになったのかもしれないと考えています。
著者:下田 麻子/20代女性・パート
現在妊娠中で、10歳の子どもを育てる母。接客業のパートをしている。趣味はインスタ。
作画:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
ベビーカレンダー編集部