ねぎを生地よりもたっぷりと入れてゆるめの生地でふわふわに仕上げます。たらのほか、豚バラ肉や牡蠣でも美味。たれは市販のポン酢や、醤油&レモン、中濃ソースでもOK。中川さんのこだわりは「ヘラで直接食べること」!料理研究家の中川たまさんに、日常ごはんを教えてもらいました。
■“ねぎ焼き”のつくり方
◇材料 (2人分)
たら:1切れ分(一口大に切り、塩をふる)
九条ねぎ:1束分(約80g)(小口切り)
米油:大さじ1
★ 【生地】:
・ 薄力粉:50g
・ 卵:1個
・ 水:80ml
・ 削り節:ひとつかみ
・ 長いも:大さじ1(すりおろす)
・ 醤油:大さじ1/2
★ 【たれ】:
・ だし汁:大さじ2
・ 醤油:大さじ1
・ 柚子果汁:大さじ1
七味唐辛子:適宜(好みで)
(1)生地をつくる
ボウルに生地の材料を入れ、泡立て器で混ぜる。たらと九条ねぎを加えて混ぜる。
(2)焼く
温めたホットプレートに米油をひき、①の生地を丸く流す。両面がきつね色になるまで約5分焼き、食べやすい大きさに切る。混ぜ合わせたたれを添える。好みで七味をふる。
――教える人
「中川たま 料理研究家」
兵庫県生まれ。アパレル企業やケータリングユニット「にぎにぎ」を経て、2008年に独立。神奈川県・逗子市で夫・娘と3人暮らし。季節の野菜や果物を大切にしたレシピを、雑誌や書籍などで提案している。センスのいいスタイリングも人気。
この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。
文:藤井志織 写真:宮濱祐美子