1. トップ
  2. レシピ
  3. 【チキンソテーって本格中華なの!?】シェフ脇屋の特製「椒麻ソース」で食べてみた!酸味と痺れと辛味♡

【チキンソテーって本格中華なの!?】シェフ脇屋の特製「椒麻ソース」で食べてみた!酸味と痺れと辛味♡

  • 2025.2.17

チキンソテーというと、トマトソースやオニオンソースをかける洋食のイメージ。ですが、中国料理の重鎮、脇屋友詞シェフのYouTubeチャンネル『Wakiya YujiのYUJI CHANNEL』では、本格中華風のチキンソテー「鶏もも肉の椒麻ソース」を紹介していました。カリッと焼いた香ばしい鶏肉に、レモンの酸味と香りが爽やかなソースをかけ、仕上げに花椒を振ってスパイシーに仕上げるそうです。作ってみようっと♪

約8万人が登録!YouTube『Wakiya YujiのYUJI CHANNEL』の鶏肉料理♪

大人気の料理系YouTubeチャンネル、『Wakiya YujiのYUJI CHANNEL』。東京・赤坂にある中国料理店「Wakiya一笑美茶樓」のオーナーシェフで、テレビや雑誌でもおなじみの脇屋友詞シェフのチャンネルです。プロの味を家庭で手軽に再現出来るレシピや、家庭料理をグレードアップするコツを紹介しています。

本日はその中から、「鶏もも肉の椒麻ソース」を作ってみることに。椒麻(ジャオマ)ソースとは、山椒、酢、しょうゆをベースにしたソースだそうですが、脇屋シェフは、酢の代わりに生のレモンを使います。柑橘系の爽やかな酸味のソースに仕立てるんですって。

では、作ってみましょう。

レモンと花椒で爽やか&スパイシー「鶏もも肉の椒麻ソース」の材料と作り方



【材料】2人分
鶏もも肉…1枚(250~300g)
長ねぎ(みじん切り)…大さじ2
しょうが(みじん切り)…大さじ1
にんにく(みじん切り)…小さじ1
太白胡麻油…大さじ1強
酒(紹興酒)…大さじ1
しょうゆ…大さじ2
白こしょう…適量
チキンスープ…大さじ3
オイスターソース…小さじ1
ゴマ油…大さじ1
レモン汁(国産)…大さじ1
塩…適量

◆仕上げ
花椒…適量
◆飾り用
国産レモン…適量 ※輪切りにしてお皿に飾る

チキンスープについて何も言っていなかったので、今回は鶏ガラスープの素(顆粒)小さじ1を、お湯100mlで溶いて使用することに。「太白胡麻油」は、脇屋シェフがよく使う油で、ゴマ油特有の香りがなく、ゴマ本来のコクと旨味が特徴のゴマ油だそうです。

【作り方】
1. 鶏肉は筋を切って、均一な厚さになるよう包丁を入れ、両面に塩を振ります。少し強めに振るとよいとのこと。

2. フライパンを火にかけ、鶏肉の身を下にして中火で3~5分焼きます。理由は言っていませんでしたが、皮目からではなく、身から焼くそうです。



身にこんがり焼き色がついたら、裏返して皮目を焼きます。

今回、5分焼きました。



皮から脂が出てきたら、キッチンペーパーでふき取ります。



3. 皮にこんがり焼き色がつき、パリッとしたら裏返します。

皮目も5分焼きましたが、ちょっと焼きすぎたかも。



フタをして弱火で3~5分焼きます。



フタをして5分焼いたら、こんな感じ。



もう一度皮目を下にして、強火でカリッとさせます。

4. ソースを作ります。

別のフライパンに太白胡麻油、しょうが、にんにくを入れて炒めます。



香りが立ってきたら、長ねぎを加えてさらに炒めます。



酒、しょうゆ、こしょうを加えて混ぜながら、少し煮詰めます。こしょうを強めに効かせるのがおすすめとのこと。



チキンスープ、オイスターソース、ゴマ油を加えて沸かし、火を止めます。



5. 鶏肉を食べやすい大きさに切り、輪切りのレモンを敷いたお皿に盛り付けます。

食べる直前に、ソースにレモン汁を加え、鶏肉の上にかけます。花椒を振ったら、出来上がり。



脇屋シェフはソースを全部かけず、適量かけていたので、今回は1/3ほどかけました。

しょうがやにんにく、ゴマ油の中華風な香りの中に、生のレモンの爽やかな香りが立って、おいしそう。

調理時間は20分。難しい工程はなく簡単でした。ですが、鶏肉の皮をカリッと仕上げたいあまり、焼きすぎてコゲコゲになっちゃいました(苦笑)。



まぁしょうがない。

では、いただきます!

おっ、いつものチキンソテーとはひと味違う、中国料理的チキンソテー。



レモンの爽やかな香りと酸味、花椒の爽やかで奥深い香りとしびれる辛さ、さらにこしょうのピリッとした辛味も効いていて、本格中華の味わい。しょうがとにんにくの旨味も感じられ、鶏肉とよく合います。

あっさりソースかと思ったら、意外としょうゆの塩味とゴマ油の旨味が効いていて、こってりとまではいきませんが、コクのある、味が濃いめのソースです。あっさりした鶏むね肉にも合いそう。

残念なのは、鶏肉を焼きすぎたこと(笑)。皮はパリッとしていますが、鶏肉のジューシーさがイマイチ。焼きすぎ、注意です。



また、作ったソースを全部かけたら、たぶん、しょっぱくて食べられないと思います。1/3ほどかけて正解でした。鶏もも肉1枚にしては多めにソースが出来るので、分量を半分にして作ってもいいかも。ご参考までに。

脇屋友詞シェフの「鶏もも肉の椒麻ソース」は、レモンの爽やかな香りと酸味が印象に残る、本格中華風のチキンソテーでした。トマトソースやオニオンソースのチキンソテーとは、また違ったおいしさです。作ってみてはいかがでしょう。

元記事で読む
の記事をもっとみる