最近、さまざまな場所で見かけるようになった「自動洗浄トイレ」。レバーなどを引かなくても、便座から立ち上がるだけで水を流してくれる便利な機能ですが、逆に不便さを感じている人も少なくないようです。そこで、「自動洗浄トイレが苦手」というSNSの声から、その理由を探ってみました。
「もし、スマホやアクセサリーを落としたらと思うと…」
自動洗浄トイレを「苦手」と感じる理由として多く聞かれるのが、「流れるタイミングが早すぎる」というもの。便座から立ち上がる前に水が流れてしまったり、予期せぬタイミングで流れてしまったりして、ストレスを感じるという人が少なくありません。「衛生上、ふたを閉めてから水を流したいのに、立ち上がったらすぐに流れるのが嫌すぎる」「ゆっくり立ち上がったときに、おしりに水しぶきがついちゃって気持ち悪い経験をしたことがある」など、タイミングが制御できないことにイライラを感じている様子。
また、「落とし物をしたときが心配」という意見もあります。「物を落としたときに、取り出す猶予がないのが怖い」「もし、スマホやアクセサリーを落としたらと思うと気が気じゃない」といった声が多く、「落とし物をしたら腰を浮かせないと拾えないし、でも腰を浮かせたら流れちゃう……どうすればいいの!」など、実際に物を落としたときを想像して悲鳴を上げる人も。
他には、「まだ座っているのに途中で流れてしまった」という経験のある人もいます。「体重のかけ方なのか、時間の問題なのか、座ってるのに流れちゃうことあるよね」「おしり拭いてるときに腰を浮かせたら流れちゃって、手に水がついた」など、コントロールの難しさに戸惑う声が聞かれました。
さらにはピンポイントで、「検便用の便が流れてしまった」という体験談を持つ人もかなり多いよう。決まった日時に提出しなければならないものを、もう一度採取するのは至難の業。検便用の便を採取する際は、あらかじめ自動洗浄機能をオフにしておく必要がありそうです。
一見すると便利に思える自動洗浄トイレですが、思わぬ事態に見舞われる可能性もあるようです。便利な機能だからこそ、上手に付き合っていきたいですね。
オトナンサー編集部