「この手があったか!」と、思わず膝を打ったのが、テレビ朝日『相葉マナブ』で、料理家の栗原はるみさんが紹介していた「キャベツのバター炒め」。余りがちな食材を絶品レシピに変身させるという放送回の一品です。あれこれ手間をかけなくても、キャベツを千切りにしてバターで炒めるだけでいいとは、あまりにもシンプルすぎて思いつきませんでした(笑)。それに、“バター“でキャベツを炒めたことって意外とないかも!?
『相葉マナブ』で栗原はるみさんが披露した「キャベツのバター炒め」
本日作る「キャベツのバター炒め」は、料理家の栗原はるみさんのレシピ。余りがちな食材を使った絶品料理を伝授するという、テレビ朝日『相葉マナブ(2024年12月1日放送)』の企画で紹介していた、一品です。
「千切りしたキャベツをバターで炒める」という超簡単レシピですが、簡単なだけに、おいしく仕上げるのは意外と難しいかも。キャベツが水っぽくなったりしそうだし…。それに、材料はキャベツとバター、塩、こしょうとかなりシンプルなので、ごまかしも効かなそう(笑)。
果たして、おいしくできるでしょうか?
では、作ってみましょう。
栗原はるみさん伝授「キャベツのバター炒め」の作り方
【材料】2人分
キャベツ…約400g
バター…20g
◆仕上げ
塩…適量
こしょう…適量
しょうゆ…適量 ※お好みで
今回は、分量を半分にして作ります。バターの指定はなかったので、有塩バターを使用。
【作り方】
1. キャベツを千切りにし、氷水に1~2分浸け、アクを抜きます。
2. サラダスピナーでキャベツの水気をしっかり切ります。
わが家にサラダスピナーはない。どうしよう…。
そこで、以前、こちらのサイトでも紹介していた、ロバート馬場さん考案の「簡単にできる千切り野菜の水切り術」を試してみることに。
2022年9月3日公開の記事『【調理の裏ワザ×2】ロバート馬場流♪目ウロコな野菜水切り術からの〜「硬くならない豚のしょうが焼き」作ってみた!』に詳しい方法が掲載されているので、よろしかったらご覧ください。
やり方は、超簡単。
ポリ袋に千切りしたキャベツとキッチンペーパーを1枚入れ、空気を入れて袋の口を閉じ、シャカシャカと50回程度振るだけ。
キッチンペーパー1枚ではイマイチ水気が切れなかったので、2枚使ったら、けっこうしっかり水気が切れました。
これでOK。
ちなみに、番組公式SNSにありましたが、千切りキャベツを保存する場合、キャベツの水気をしっかりと切り、キッチンペーパーを敷いた保存袋に入れて冷蔵庫で保存すると、3~4日保存可能とのことです。
3. フライパンにバターを入れ、バターが半分溶けたくらいでキャベツを投入。強火で炒めます。
今回使っているのは、強火NGのフッ素樹脂加工のフライパン。なので、強めの中火にしました。
キャベツの水分が出ないように、炒める時間は1分以内に留めるのがポイント。
画像を撮ったりして、もたもたしていたら、1分以上加熱してしまいました(笑)。でも、水分は出ていないようなので、ギリ、セーフかな?
4. 仕上げに塩とこしょうを振って、お皿に盛り付けたら出来上がり。お好みで、しょうゆをかけてもいいそうですが、今回は塩とこしょうだけでいただきます。
調理時間は8分。めちゃめちゃ簡単ですが、パッパッと作業を進める必要があります。もたもたしないよう、注意(笑)。
では、いただきます!
おいしっ♪
キャベツの旨味と甘味を感じます。バターは出しゃばることなく、まろやかな旨味と甘味をプラスしてくれて、おいしいです。
水に浸してアクを抜いたことで、キャベツのえぐみもありません。また、しっかり水切りしたことで、水っぽさがなく、味がぼやけず、キャベツの味をはっきり感じます。
かなりシンプルなレシピですが、キャベツのおいしさを堪能できる、奥深い味わいです。さすが、はるみさん!
夫に出したら、見るなり「これ、エサ?」と失礼なひと言。確かに、うさぎが食べそうだけど(笑)。
そんな失礼なことを言っていた夫ですが、ひと口食べるなり、文句を口にすることはなく、「まぁ…」と言いながら、箸が止まらないといった様子で食べていました。おそらく「エサ?」と言った手前、「おいしい」とは素直に言えなかったみたいです。おじさんなのに…面倒くさいですよね(笑)。
テレビ朝日『相葉マナブ』で、栗原はるみさんが披露した「キャベツのバター炒め」は、シンプルな料理ながら、はるみさん伝授のポイントをしっかり押さえることで、おいしく仕上がります。キャベツだけですが、物足りなさを感じず、とってもおいしかったです。作ってみてはいかがでしょう。