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「手作り弁当は恥ずかしい!」コンビニ飯を食べたがる息子の反抗期 → 友達の【痛烈な一言】で反省!

  • 2025.2.16

毎朝、息子のために早起きをしてお弁当を作っているA美さん。親の心子知らず、当の息子はそれを恥ずかしがり、コンビニ弁当を持っていきたいと言い出し――? 母の愛情に、あたたかな気持ちになるエピソードです。

画像: 「手作り弁当は恥ずかしい!」コンビニ飯を食べたがる息子の反抗期 → 友達の【痛烈な一言】で反省!

母の愛情弁当

私は、中学2年生の息子を持つ主婦です。

毎日持たせるお弁当にはこだわっていて、彩りやバランスを考えながら、愛情をこめて作っています。
育ち盛りの子がお腹いっぱいになるように、おかずたっぷりのお弁当。

朝早いのは辛いですが、息子のためと思うと頑張れるのです。

「コンビニ弁当のほうがいい」

ですから息子に、「お母さんの弁当なんて恥ずかしい! 」と唐突に言われたときは、ショックでした。

「みんなコンビニ弁当だよ! 」と息子。
たしかに、最近のコンビニ弁当はとても美味しく、種類も豊富で魅力的ですよね。
通学途中、コンビニでお弁当を買ってくるお友達も多いらしく、息子はそれに憧れているようでした。

でも、添加物が気になる母としては、できれば手作りのお弁当を持たせたい。

しばらくの間、毎朝攻防戦が続きました。
お弁当を作る私の背中に、「だからコンビニで買うってば。作らなくていいから、お金頂戴よ」という、息子の文句が突き刺さります。

それでも私は、黙々とおかずを詰めていました。

息子の友達よ、ありがとう

そんなある日、息子が帰宅するなり私に向かって言いました。
「ごめん」

突然謝ってきたので驚きました。

どうやら、仲の良いお友達から「いいなぁ、手作り弁当。うちは作ってくれなくて、いつもコンビニだから羨ましいよ。お前、文句なんか言わないで、お母さんに感謝しろよ」とお説教をされたそうなのです。

ナイスプレイ、息子の友達よ!
私は心の中で、彼に拍手を送りました。

少しずつ、大人に

その日から息子は、「今日のハンバーグ、美味しかった」「明日の弁当、唐揚げ入れて」など、感想やリクエストをよく伝えてくれるようになりました。

あんなに反抗的だったのが嘘のように、「早起きして作ってくれて、ありがとう」という労いの言葉まで。

子育ては、まるでジェットコースターのようですね。
上がったり下がったりしながら成長し、少しずつ大人になっていく息子を、愛しく思います。

愛情たっぷりの母のお弁当。
高校卒業までは、作らせてね。

【体験者:40代女性・専業主婦、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。

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