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夫「どうしようもないこと」流産直後に衝撃発言。激怒する私に本音をポツリ。言葉の真意とは…!?

  • 2025.3.12

「私、どーしても女の子が欲しいの!」と熱望する1児の男の子ママ・アキさん。小学生のころからの友人、ハルさんとフユさんに本音をぶつけるのですが、2人はアキさんの言葉にモヤっとしてしまいます。女の子をあきらめきれないアキさんが「産み分けゼリー」を使い妊活を開始。2カ月後、アキさんは妊娠したのですが……。

産婦人科へ連絡した夫が、「自然流産の可能性が高いって……」と苦しそうに告げます。そして、「腹痛と出血が落ち着いたら来てって」とアキさんに報告します。夫はアキさんを抱きしめ「ごめん何も力になれなくて……」と言い、やさしく包み込むのでした。

翌日、産婦人科を受診すると、医師から「完全流産ですね……」と宣告されます。病院からの帰り道、アキさんは「私のせいだよ」と呟きます。続けて「私、女の子でありますようにって毎日願ってたの」と告白します。その言葉に驚く夫。アキさんは「女の子、やっぱり諦めきれなかった」と正直な気持ちを吐き出します。そして、おなかにいた子は男の子で望まれないと思い出ていってしまった。と話し「私……ほんと最低……」と呟くのでした。

夫の本音。それは…

アキさんの告白にため息をつく夫。そして、まだそんなこと考えているなんて思ってもなかったと言い放ちます。その後に「でもさ、人間の欲って実際そんなものなんだろうね」と話す夫。「人それぞれ配られたカードは違うけど、その中で人生をどう楽しんでいけるか……俺はそれをアキと一緒に考えたい」と思いを告げます。

さらに、今回流産となったことに対し、「辛いけど……どうしようもないことの1つだと思っている」と言います。その言葉にアキさんは強く反応しますが、夫はアキさんが自分のことを責めてしまわないようにと配慮した発言で、「その子はとても大切なことを教えてくれたと思うよ……」とアキさんを、やさしい言葉で包み込みます。そして、「どうして女の子が欲しいのかとかもっと話してよ」とアキさんの本音に寄り添う姿勢を見せます。夫の素直な言葉にアキさんは「ありがとう……」と精一杯の気持ちを伝えるのでした。

◇ ◇ ◇

アキさんのカミングアウトに責めるのではなく、理解を示す夫に愛を感じます。そして、アキさんの気持ちと流産をしてしまった悲しみと自分を責める気持ちでいっぱいいっぱいなアキさんに寄り添う夫に2人が夫婦でよかったと心から思います。素直に「ありがとう……」と伝えられたアキさん。流産は本当に残念でしたが、2人にとって大切なことを教えてくれたのかもしれませんね。

※赤ちゃんの性別を産み分けるために、100%確立された方法はありません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。


著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子

ベビーカレンダー編集部

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