ギャラリー〈MISA SHIN GALLERY〉が推薦！今買うならば、このアート。川俣正の《TOKYO IN PROGRESS Plan for Tsukuda No.1》

模型という断片からプロジェクトを考える

川俣正の《TOKYO IN PROGRESS Plan for Tsukuda No.1》

木材などを用いて一時的に都市や建築に介入する大型のインスタレーションを行う作家であり、作品は、準備、設置、そして解体までを含めたプロセス全体を指し、制作過程も非常に重要だというのが、このアーティストの創作の特徴です。

この作品はプロジェクト実施において制作される模型です。プロジェクトの多くがコミュニティや行政などを巻き込んで対話をしながら共同作業で進められるため、アーティストの思考を共有する模型は必要不可欠。プロセスとは何か、どこまでが作品かなど、様々な視点が得られます。

（MISA SHIN GALLERY／嘉悦貴之）

profile

川俣正

かわまた・ただし／1953年生まれ。現在はパリを拠点に活動。多数の国際展に参加。制作のプロセスを作品と見なすWork in Progressの手法を基本とし、公共空間に木材を張り巡らせる大規模なインスタレーションが有名。既存の美術表現の枠組みを超える試みを世界各地で実施。

Information

MISA SHIN GALLERY

ミサシンギャラリー
住所：東京都港区南麻布3-9-11 パインコーストハイツ1F 
TEL：03-6450-2334
営：12時〜19時
休：日曜・月曜・祝日
HP：https://www.misashin.com/

＊掲載しているアートは一点もののため、すぐに販売済みとなる可能性があります。
＊掲載価格は2024年6月17日時点のもので、変動する可能性があります。
＊作品購入の詳細なお問い合わせは、当該ギャラリーおよびショップにお願いします。