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150年以上!歴史ある老舗、石手寺名物おやきの三好本舗@愛媛県松山市

  • 2025.2.17

こんにちは、Nの人ことNatuorhythmです。

寒い季節は、あたたかいお茶と素朴なお菓子が最高に美味しいですよね。

今回オススメするお店は、なんと創業150年以上の老舗! 私がよちよちと歩き出したころから通っている、有名なお店をご紹介!

三好本舗

出典:リビングえひめWeb

四国霊場第51番札所、石手寺の道路を挟んだ目の前にある『三好本舗』は、明治時代初期に創業の老舗おやき店です。

昔は、石手寺から道後へ至るまでの道中に『おやき』のお店が14軒ほどあったそうですが、時代と共に減っていきました。 今では三好本舗さんと、もう1軒の、2軒だけになっています。

石手寺名物『おやき』とは

出典:リビングえひめWeb

『おやき』とは所謂『焼き餅』なのですが、もち米ではなく米粉を使っています。

米粉を使う理由は、もともとは仏様へのお供え物が再利用されていたから。 仏様へお供えしたお米は、よく洗って乾かした後、石臼で粉にしていました。 米粉で作った『おやき』は、お接待として石手寺に参るお遍路さんに振舞われ、石手寺名物となったのです。

素朴な『おやき』の作り方

出典:リビングえひめWeb

米粉に熱湯を入れ、よく練って粘りを出します。 これがなかなか重労働のようで、「熱いし重たいしで、かなり力が要ります。朝から昼過ぎまで作るのは大変!」と話すのは、店頭に立って50年焼き続けているという白石園子さん。

こし餡を包んで、屋号の入った木型でペッタンコに伸ばしてから、鉄板で片面5分ほど焼きます。

昔は薪を燃やして鉄板を熱していたらしく、焼きムラが出ないように調節するのが難しく、職人技が必要だったそうです。 現在はガスを使用しているので、昔よりも安定した焼き色が付けられるようになったそう。

イートインOK!午前中は出来たてをどうぞ

出典:リビングえひめWeb

三好本舗のおやきは、店内で食べることができます。

寒い季節は特に、店内で食べるのがオススメ! 温かいお茶付きで、1皿5個入りで500円です。(2025年2月現在)

おやきは、白いもちとヨモギの2種類があります。 店頭で焼いている時間帯(12時くらいまで)であれば、「白を2つ」「ヨモギを2つ」「ぜんぶ白で」など、味を指定する融通がきくことも。 (スタッフさんにご相談くださいね)

150年も変わらない味をテイクアウト!

出典:リビングえひめWeb

おやきは、1つ100円から持ち帰ることができます。 あつあつが美味しいので、テイクアウトで冷めてしまった場合はトースターで温めて。 4代目の三好智佐子さん曰く「レンジは硬くなるのでNG」とのことです。

三好本舗は150年もの間、基本の作り方や味を変えずに、石手寺名物を守っています。 何世代にも渡って愛されている『おやき』を、ぜひ味わいに行ってみてください!

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