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ジャネット・バー・ドゥ・ラ・メールで、カジュアルシックに海の幸を。

  • 2025.2.16

ジョルジュV通りの「Marius & Janette(マリウス&ジャネット)」は魚介料理をメインにする有名な高級レストラン。その並びに同系列のビストロがあったのだが、昨年末、新たなコンセプトによる「Janette Bar de la Mer(ジャネット・バー・ドゥ・ラ・メール)」に変身した。場所は8区の高級ブティックが並ぶ三角地帯トリアングル・ドールで、地下鉄アルマ・マルソー駅からすぐという便利な場所なのがうれしいレストランだ。

ジャネット・バー・ドゥ・ラ・メール。牡蠣のテイクアウトもできる。

店の外には牡蠣売りのコーナーが設けられ、スタッフはマリンストライプのTシャツ姿。店内はカキ養殖の小屋をイメージしたインテリアにまとめられ、ちょっと大西洋岸あたりに旅した気分にさせられる。海の幸のメニューはほとんどが海の幸。とてもバリエーションに富んでいて、たとえば生牡蠣はパリっ子が狂喜するGillardeau(ジラルドー)、Ostra Regal(オストラ・レガル)も選べるのがうれしい。夜は18時からの営業だ。アペリティフのために入ったのなら、そのお供には牡蠣はもちろん、フレッシュなビオのエビもいいし、ホームメイドのサーディン・リエット、小エビのクロケット......。

店内、海辺の小屋をイメージしたインテリアに迎えられる。
Ostra RegalとGillardeau。いまパリで欠かせぬ牡蠣の2大高級ブランドを揃えている。

メニューの"cuisine"に並ぶのは、マスのスモークした卵をのせたウフ・マヨネーズ、マリウス特製魚のスープといった前菜や、アンチョビバターソースのサーロインステーキ、グアンチャーレを乗せた帆立貝のリゾット、フィッシュ&チップス、舌平目のムニエルなどがメインに。もっと軽い食事がしたい、というのであれば、サラダやサンドイッチのコーナーを見てみよう。帆立貝+アボカド+グレープフルーツのサラダも魅力的だし、毛ガニのクラブサンドイッチやロブスターロールも気になる。もちろん、海の幸の盛り合わせも! 子ども用メニューも用意され、おいしい魚介類が食べたい誰もを喜ばせている。

左:手前がウフ・マヨネーズ(8ユーロ)、後方がシェアしてつまみたい小エビのクロケット(11ユーロ)。
フレッシュな帆立貝とガンチャーレのクリーミーなリゾット(32ユーロ)。
レンズ豆と椎茸、サーモンステーキ(24ユーロ)。
海の幸の盛り合わせは45ユーロ〜。
アイスクリームはホームメイドだ。チョコレートムースはシェアして味わって。

Janette Bar de la Mer
6, avenue Georges V
75008 Paris
営)12:00~15:00、18:00~23:00(月~金)12:00~23:00(土、日)
www.janette-bardelamer-paris.com
@janettebardelamer_paris

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