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「完全流産ですね…」医師から告げられた残酷な結果。慰める夫に衝撃告白。隠し続けてきた私の本音は…!?

  • 2025.3.17

「私、どーしても女の子が欲しいの!」と熱望する1児の男の子ママ・アキさん。小学生のころからの友人、ハルさんとフユさんに本音をぶつけるのですが、2人はアキさんの言葉にモヤっとしてしまいます。女の子をあきらめきれないアキさんが「産み分けゼリー」を使い妊活を開始。2カ月後、アキさんは妊娠したのですが……。

おなかの赤ちゃんが無事だとわかり、ホッとするアキさん。しかし、その日の就寝中、突然我慢できないほどの腹痛に苦しむアキさん。布団をめくると血の海が……。一気に血の気が引き、隣で寝る夫を起こします。この状況に驚いた夫は「救急車呼ぼう!!」と声を上げます。しかし、アキさんが「まず通ってる産婦人科に連絡して……」と夫に指示をします。

夫が産婦人科に連絡する横で「私が毎日女の子でありますようにって願ったから?」「おなかにいたのは男の子だったから?」と考えるアキさん。そして「ごめん……! お母さんが悪かったから……」「戻ってきて……!!」と叫ぶのでした。

医師から流産の宣告。そのとき私は…

産婦人科へ連絡した夫が、「自然流産の可能性が高いって……」と苦しそうに告げます。そして、「腹痛と出血が落ち着いたら来てって」とアキさんに報告します。夫はアキさんを抱きしめ「ごめん何も力になれなくて……」と言い、やさしく包み込むのでした。

翌日、産婦人科を受診すると、医師から「完全流産ですね……」と宣告されます。その言葉を聞き、言葉を失うアキさん夫婦。病院からの帰り道、アキさんの体を気づかう夫にアキさんは「私のせいだよ」と呟きます。続けて「私、女の子でありますようにって毎日願ってたの」と告白します。その言葉に夫は「もう気にしてないんじゃなかったの!?」と驚きます。アキさんは「女の子、やっぱり諦めきれなかった」と正直な気持ちを吐き出します。そして、おなかにいた子は男の子で望まれないと思い出ていってしまった。と話し、「私……ほんと最低……」と呟くのでした。

◇ ◇ ◇

流産と残念な結果となってしまいました。アキさんは自分のことを責めていますが、誰のせいでもありません。アキさんが自分を責めてしまう気持ちもわかります。しかし、女の子でありますようにと願ったから、おなかの赤ちゃんが出ていってしまったということはありません。どうか、自分を責めず、今は体と心を大事にしてほしいですね。

※赤ちゃんの性別を産み分けるために、100%確立された方法はありません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。


著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子

ベビーカレンダー編集部

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