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朝起きられず、私頼みの高2娘。私が数日間出かけ、自宅に帰った翌朝 → 「えっ」衝撃の光景が!

  • 2025.2.15

子どもが大きくなると、いつまでも親任せではなく、自分のことは自分でしてほしいと思いますよね。
朝起きるのを親任せにしていた筆者の知人の娘さんは、あることがきっかけで親の大変さを実感しました。

画像: 朝起きられず、私頼みの高2娘。私が数日間出かけ、自宅に帰った翌朝 → 「えっ」衝撃の光景が!

何度起こしても起きられない娘

私の娘は高校2年生。

もうそろそろ親の手を煩わすことなく、朝は自分で起きてほしい年頃です。

ですが、自分で起きられた試しがありません。

目覚ましをかけて寝ているのですが、自分で止めてしまいまた寝てしまいます。

私も放っておけば良いのですが、つい心配で部屋まで起こしに行ってしまうのです。

こんなことではいけないと思いながらも、毎朝同じことを繰り返していました。

父の看病のために数日間実家に帰ることに

私の父が倒れたと、実家の母から連絡がありました。

命に関わる病状ではなく、自宅で療養することになりました。

母は1人で父の看病をするのが心細いと言ってきたので、私は数日間実家に帰って母と一緒に父の看病をすることにしたのです。

夫に娘のことをお願いしましたが、夫は仕事が始まる時間が早く、夫が家を出る時は娘はまだ寝ています。

「夫が仕事に出かけた後の娘が1人で起きられるかしら」
と心配で、後ろ髪をひかれる思いで家を出ました。

早起きしていた娘にビックリ!

幸い父の体調は順調に回復したので、数日後、後のことは母に任せて私は自宅に戻りました。

父の看病と実家からの長時間移動で疲れ切った私は、次の日の朝寝坊をしてしまいました。

あわててキッチンに行くと、そこには娘の姿が!

今までにない光景に驚きましたが、さらに驚くことに、娘は私と自分のお弁当まで作ってくれたのです。

驚いている私に向かって、娘はこう言いました。

「お母さんの大変さがよくわかったよ」

娘が気づいた「当たり前ではない」こと

私がいないために、やむを得ず早起きすることになった娘。

先に夫は家を出ているので、自分の朝ごはんを用意して家を出るだけでも、慌ただしかったそうです。

なのに私は出勤前の朝の短い時間で、家族3人分の朝ごはんとお弁当を作り、後片付けもして、洗濯もしている。

自分は何もかも当たり前のようにしてもらっていたけれど、本当はありがたいことだと気づいたそうです。

いつまでも私の手を煩わせてはいけないと感じ、感謝の気持ちを込めてお弁当を作ったとのことでした。

私が家を空けた数日間で娘は少し成長したようです。

その日娘が作ってくれたお弁当は、ほんの少しだけ焦げた卵焼きが香ばしく、忘れられない思い出の味になりました。

【体験者:40代・会社員、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Itnライター:K.Sakura
セラピスト・販売員・介護士の職を通じて常に人と関わる職務経験から得た情報を記事化するブロガーを志す。15年ほど専業主婦兼ブロガーとして活動するも、モラハラな夫からから逃げるために50代にして独立。母としては、発達障害のある子どもの育児に奮闘。自分の経験が同じような状況に悩む人の励みになって欲しいと思い、専門ライターに転身。アラフィフでも人生やり直しができることを実感。

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