web限定カット　高畑充希インタビュー「大好きなものたちのおかげで心が潤う」

InRed3月号のカバーに登場してくれた高畑充希さん。いつもご機嫌な彼女のご機嫌な理由、そして大好きなものについてインタビューしました。

PROFILE
たかはた・みつき／ 1991 年12月14日生まれ、大阪府出身。直近の出演作に、映画『怪物』『ゴールデンカムイ』、大河ドラマ「光る君へ」、配信ドラマ「1122 いいふうふ」など。待機作に、映画『国宝』（ 6月6日公開）、映画『ウィキッド ふたりの魔女』（3月7日公開）のエルファバ役の日本語吹き替えを担当。

心を潤わせてくれるのは、ファッションと２匹の猫

高畑さんの近況を聞くたびに感じるのは、多忙な中でもプライベートが充実していて、幸福度が高いイメージ。なんだかいつもご機嫌そうな空気を纏っていて、それが魅力。
「はい、機嫌はいいですね。私は、お芝居の中で繊細な感情を疑似体験させてもらっているので、普段の自分は繊細な要素が必要じゃないし、どんぶり勘定くらいでいるのがちょうどいいんです。もちろん周りの人には最低限の気遣いはするけれど、自分が受け取る物事に対してはおおらかでいるほうがラクだし、そのほうが感情も揺れず穏やか。何より好きなものが明確にあるので、自分の機嫌を取るのも上手なんだと思います」
 
好きなもの――。ファッションと猫への愛をまっすぐに紡ぐ。
「とにかく服が好きだし、どれだけ気持ちがヘコんでいようとも、ちゃんと自分の好きな服を着ていることが救いになるんです。例えば、好きな服を着て、服に合わせてちょっとリップの色を変えるだけでも心が持ち上がる。自分のためだけにクローゼットを充実させて、コスメを買ったりすると満たされます。以前から、ファッションやビューティに助けられてきたけれど、そこにプラスして猫を飼うようになって、さらにご機嫌度が高まりました。昔、祖母が私の雑誌の切り抜きを親戚中に配っていて、『何してるの!?』と理解できなかったんですが、猫と暮らすようになって、本当に可愛すぎるのでわが家の猫をみんなに見てもらいたい。当時の祖母の気持ちがわかるようになりました。最近は、家に帰ると猫が玄関に迎えに来てくれて、コートのすき間からよじ登ってくるんです。結局はゴハンをねだられているだけなんですけど（笑）、『もうやめてよ〜』といいつつメロメロです」

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Model=Mitsuki Takahata Photograph=Keita Goto(W) Styling=Maki Iwata Hair & Make-up=Rei Fukuoka(W) Interview & Text=Hazuki Nagamine

※InRed2025年3月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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