『街で非常識な人を見かけて困惑した』という経験、誰しも一度はあるのではないでしょうか?
それだけでも怖いことですが、なかには恐怖に怯えるような被害に遭ってしまうことも……。
今回は筆者の友人から聞いた、思わず背筋が凍るエピソードをご紹介します。
駅のホーム
これは以前、何度考えても理解できない、とてもゾッとした出来事です。
その日、私は友人とランチに行く予定があり、目的地まで電車で向かう途中でした。
久しぶりに会う友人でホテルでのランチということもあり、いつもより服装やメイクに力を入れていた私。
ルンルン気分で駅のホームに向かい電車を待っていると、何やらどこからか視線を感じたのです……。
パシャッ!
『勘違いかも』と思いつつも振り返ると、そこにはスマホのカメラをこちらに向けた1人の若い女性。
『パシャッ』『パシャッ』
なんと、私の許可も取らずに見知らぬ人から勝手に写真を撮られたのです!
私の視線に気づくと気まずそうに去っていこうとする女性。
恐怖で一瞬体が動かなくなったあの感覚は今でも忘れられません……。
それでも何の目的で撮られたのか分からず、勇気を振り絞って女性に声をかけるとまさかの反応が!
そんな理由?
「その服が可愛くて」
「どこのブランドのものか知りたかっただけです」
どうやらその日私が着ていたワンピースが気になり、写真を撮ってネットで探そうとしていたのだと釈明する女性。
念の為にと撮られた写真も見せてもらいましたが、ワンピースだけで顔などは写っておらず。
私だと分かるような個人情報は何一つ写っていなかったので、悪用される心配はないととりあえず一安心できました。
でも怖い!
それでも無断で人の写真を撮ってきた女性の非常識さには驚かされたのも事実。
さらに、女性は最後まで謝罪せず、そそくさとその場を立ち去っていったのです。
一連の非常識な言動にはモヤモヤして仕方ありませんでした。
【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2025年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。