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『大田原』歴史と自然が織りなす荘厳な「那須神社(金丸八幡宮)」

  • 2025.2.15

皆さんこんにちは。

特派員のにゃんママです。

今回は、道の駅 那須与一の郷に隣接します「那須神社」をご紹介させてください。

出典:リビング栃木Web

隣同士とは思えない道の駅那須与一の郷の賑やかさとはうってかわった静寂さ。

樹齢450年ともいわれるご神木もある杉並木の参道に一歩踏み入れると、とても澄んだ軽い空気が漂います。

静寂な・・・そして空気が張り詰める参道
与一の里おおたわら名木
一点を見つめる鳥に見える与一の里おおたわら名木の枝

松尾芭蕉が見た変わらぬ景色の「那須神社」

「那須神社」は社伝によると延歴年中(782-806)「金丸八幡宮」と称したのが始まりだそうです。

「那須神社」の境内は松尾芭蕉が奥の細道を記した風景地として国の名勝に指定されており

そして、松尾芭蕉が見た景色そのものが今なお変わらず伝えられています。

長い時を経て松尾芭蕉と同じ景色を見るという不思議な感覚。

とても趣深いものがあります。

国指定重要文化財

参道を抜けて第二の鳥居をくぐるとそこには『国の重要文化財』に指定されている数々の建造物があります。

まず最初に「手水舟」

前面には銘文が刻されています。

そして石造りの太鼓橋を渡った先には、いまだ色あせていない「楼門」

さらに進んで「石灯篭」

そして「本殿」

ここまでくると「国指定文化財」の大渋滞だ~

人々の生活の中で大切に大切に守り伝えられてきたのでしょう。

手水舟
出典:リビング栃木Web
太鼓橋を渡ると「楼門」
石灯篭
出典:リビング栃木Web
本殿内部

令和の大修理

貴重な文化財も長い年月での老朽化は避けられません。

由緒ある貴重な神社を守るために『令和の大修理』としまして改修立替工事を着手することになったそうです。

「那須神社」の中心となります「ご本殿」「拝殿」「楼門」雨漏りや材料の劣化が著しく、この「令和の大修理」にご関心やご理解がありましたら奉賛のご協力を「那須神社」では受け付けておりますのでぜひお問い合わせください。

本殿からみた「楼門」美しい色彩に龍の絵が描かれています。

元気120倍!

手水舟の前には社務所があります。

御朱印をいただくには通常社務所に人がいらっしゃいますが、留守の際には隣のご自宅へと「ピンポ~ン」と伺います。

にゃんママがうかがった日は社務所ではなくご自宅突撃バージョンでした。

恐る恐るインターフォンをならしてみると、素敵な笑顔のお母さまが「は~い♪」ときれいな高い声と共に登場。

このお母さまのお話がなんたってめちゃくちゃ楽しく、そして面白すぎた。

先ほどまで、国指定文化財を厳かに参拝していたとは思えないまさに180度の世界

気が付いたら2時間も話してしまった。

出典:リビング栃木Web
社務所が留守の時には案内が置いてあります。
ご自宅に飾られてあるミニアイロン
ご自宅に飾られてあるミニミシン

自然に囲まれそして長い年月人々に守られてきた国指定文化財の「那須神社」

劣化しているという本殿なども長年の時の流れを考えさせられるものがあります。

ぜひ修理が始まる前にも参拝してみてはいかがでしょうか。

そして、ご自宅のお母さまの笑顔にもぜひ触れてみてください。

「那須神社」で清めて、お母さまに元気のパワーをいただける・・・

そんな素敵な「那須神社」へどうぞ足を運んでみてくださいね。

出典:リビング栃木Web
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