マイケル・B・ジョーダンが、『クリード 過去の逆襲』(2023)で共演するも、元恋人へのDVで有罪判決を受けたジョナサン・メジャースに対し、変わらぬ支持を表明した。初監督を務めた『クリード 過去の逆襲』の撮影とプロモーションを通じ、メジャースと絆を深めたというジョーダンは、US版『GQ』のインタビューで重い口を開き、彼の状況を見るのは「辛かった」と言葉数少なく述べ、今も連絡を取り合っていることを示唆。
「彼は婚約したばかりだし、元気にしている。彼の困難に立ち向かう力と、全てを乗り越えた強さ、そしてその対処の仕方を誇りに思う。彼が元気にやっていて嬉しい。さすがだ」と述べ、再び共演したいかとの問いに「イエス」と答えた。
ジョーダンは同作の公開時、メジャースについて「非常に才能がある」「監督である僕にとって、彼のような共演者がいてくれると世界が全く変わってくる」と称賛していた。しかし、本作でブレイクを果たし、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023)に抜擢されるなどしたメジャースは、2023年3月、元恋人でダンサーのグレース・ジャバリとタクシーに乗っている時にトラブルになり、彼女にケガを負わせたとして逮捕、訴追され、同年12月、起訴された4件のうち、ハラスメントと暴行罪で有罪判決を受けた。これを受け、メジャースはマネージメント会社やPR会社から契約を解除されたほか、主演予定のマーベル作品やデニス・ロッドマンの伝記映画など、数作品からの降板を余儀なくされた。
すでに映画祭でお披露目され、高評価を受けていたメジャースの主演映画『Magazine Dreams(原題)』は、劇場公開予定から外されていたが、この度配給会社を変え、3月21日に公開されることが決定。先週予告編が公開されると、ジョーダンは自身のインスタグラム・ストーリーにてシェアし、拍手と炎の絵文字で称賛していたという。
Text: Tae Terai
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