韓国在住ライター二俣愛子の「現地最新リポート」 vol.5【有名人がこぞってやってるチューンフェイスを試してみた】
韓国在住ライターの二俣愛子です。毎月、韓国在住だからこそのリアルな現地情報や、『見た目年齢‐10歳』を目指して、顔面課金をしております私のリアルな美容体験談をご紹介する本連載。今回は、今韓国でも話題を集めている「チューンフェイス」を受けてきましたので、いつものごとく包み隠さずレポートしていきたいと思います。
「チューンフェイス」とは、一体なによ!?
「チューンフェイス」とは、 世界的なレーザー開発会社として知られる、イスラエルのALMAが開発した美容医療機械を使用し、40.68Mhzの熱を肌の表皮・真皮層まで伝達させることで、自分自身の肌のハリや弾力を向上させ、小顔効果やリフトアップ効果が期待できるというものです。2つのハンドピース(レッド:ボリュームアップ、ブルー:リフトアップ)から、お悩みに合わせた組み合わせで、フェイスラインを引き締めてくれます。ちなみに、あご周りが気になる場合は、超音波の「チューンライナー」という、さらに別のハンドピースを使用します。こちらは脂肪溶解効果もあるため二重あごの改善やフェイスラインを整えるために使われます。
なんで今話題なの!?
今、韓国の有名人がこぞってやっている施術のひとつとして「チタニウムリフト」とともに話題になっているのが、「チューンフェイス」と「チューンライナー」なのです。ダウンタイムや痛みが比較的少ない(麻酔クリームの必要もなく、出力の調整が可能)ことや、即効性もありつつ、1か月後~半年ほどかけて自分自身のコラーゲンを増やしてくれるので、自然なリフトアップができるという点で、人気が集まっています。加齢とともに、何もしなければ年々減っていくしかないコラーゲン。それを増やしてくれる(=老化の速度を遅くする)高周波系の施術は、個人的にもずっと続けたいと思っているのですが「チューンフェイス」は2つのハンドピースで悩みに合わせて組み合わせが可能という点で、自分に合ったリフティング施術が受けられるのが魅力。定期的に3回ほど続けると効果がより感じられるそうで、芸能人の場合は1か月に1回を続けて3回受ける方が多いのだそうですが、3か月に1回もすれば十分とのこと。そして、実際にやってみたところたった1回でもすごくよかったと感じています! 私は「チタニウムリフト」も受けたことがありますが、それよりも効果を感じていて、まずは続けてみたいと思った次第です。
BTS様もお通いになられているクリニック、すごすぎた!
今回は、韓国の芸能人御用達の「ミリークリニック」へ。ここはまるでホテルのような完全個室ですべての施術が受けられるというクリニックで、場所は狎鴎亭・島山公園(ドサンコウエン)にあり、施術の前後にはショッピングやカフェ、グルメなどが楽しめる立地の良さも魅力です。
エレベーターを降りた瞬間から異空間! 「ここ、美術館かしら!?」と驚かずにはいられない造形美! 入口の扉は、どうやって開けるのかわからずちょっと焦りました(笑)。
クリニック内はシンプルかつモダン。個室に案内されると、お高そうなドリンクとスイーツのサービスが! 韓国産の海苔入りのカスタードクリームを使ったというおしゃれすぎるシュークリームをいただきました。味も、おしゃれ過ぎました。先生のお部屋に移動して簡単なカウンセリングを受け、その後は個室に戻り、カウンセラーさんとさらに細かいカウンセリングを行いました。この日担当してくださったカウンセラーさんは日本語も堪能で美人。施術についての知識も豊富で頼れる方だったので、もっと美容についてお話ししたくなりました。
ギュインと吸引されて、熱い!
カウンセリングの結果、私は、レッド(ボリュームアップ)とブルー(リフトアップ)のハンドピースを組み合わせて施術することになりました。はじめはレッドから。2つにハンドピースを同時に肌に当てていきます。「ウィーン」という掃除機のような音がする中、肌が優しく吸われていく不思議感覚。そして吸い込まれながら徐々に熱さを感じます。右側だけなぜか焼けるように熱くて痛みがあり「出た! 高周波ならではのこの痛み!」「SNSで見た“あったかいだけで痛くない♡”なんて嘘やん! コノヤローー!」と心の中で阿鼻叫喚。「先生、痛いっす!!!!!」と素直に伝え、出力を下げてもらうことに。今まで高周波系は、痛くても出力は下げないで我慢したほうが効果が出るのではと、プルプルと震え脇汗を蓄えながら耐え抜いていましたが「出力が低すぎると効果がない施術も確かにありますが、強い痛みが出ているのに我慢しすぎるのも肌によくないです」と別のクリニックの先生に教えてもらったことがあり、素直に下げてもらいました。先生によると、人によって感じ方が違うそうで痛みを感じない人も多いのだそう。私は特に肌が薄くて弱く、ダウンタイムも非常に長いほう。痛みとダメージを受けやすいタイプのようです……。
次はブルーに移行。こちらも出力を少し下げてもらったおかげでレッドほどの痛みはなく無事に終了しました。
ビフォー&アフター、全部さらけ出す!
上記は、直前と直後の写真です。ビフォーは全体的にほほがたるんでいて、四角い。あご周りの輪郭もぼやっとしています。施術直後は、四角かったフェイスラインがシュッとしているの、お分かりでしょうか?この即効性、ちょっとすごくないですか?鏡を見るたび気になっていた口横のぽにょも、あまり気にならなくなり、触っただけでも顔の南半球が小さくなったのを感じております。「チューンフェイス」はダウンタイムがほぼない施術として知られていますが、やはり、薄くて弱い私の肌にはしっかりと吸われた痕跡が(笑)。翌日もあまり変わらず残っていますが、前回の記事でご紹介した、施術跡をナチュラルにカバーしてくれるBBクリームのおかげで、外出も全く問題なしです。1か月後からコラーゲンが生成され、6か月後には効果が最大化するそう。さらに3か月に1回のペースで受けると効果が長続きするとのことなので、まずは3回続けてみようと思います。
話題の「チューンフェイス」、やってみる価値「あり」だった!
私のように肌が薄くお肉が少なくコケてしまいがちなタイプでもよい効果が感じられました。組み合わせによってリフトアップとボリュームアップ、小顔効果を同時に叶えられるの非常に有り難い! 「チューンフェイス」は、まだ限られたクリニックしか取り扱いがないようなのですが、組み合わせて行う施術の場合、カウンセラーさんだけではなく、しっかりと先生が診断してくださるクリニックを選択することも大事だと思っていて、先生が直接診てくれるというクリニックを選んでみることをオススメします。肌の弾力を高めてくれる韓国で話題の施術を試しながら、ゆっくりと年齢を重ねていけるよう、管理していきたいと思います。
【Infotmation】
ミリークリニック
ソウル市 江南区 島山大路45ギル 17 3F
月・水・金:10時~19時、火・木:10時30~16時(※13時~14時は予約不可)
不定休
edit&text:AIKO FUTAMATA