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【MLB】野手組キャンプイン目前もアレナド放出ならず、編成部長が苛立ち「気まずい瞬間もあるだろう」 念願のドジャース入りは実現するか

  • 2025.2.14
ノーラン・アレナド(C)ロイター
SPREAD : ノーラン・アレナド(C)ロイター

MLB公式サイトは12日(日本時間13日)、カージナルスノーラン・アレナド内野手のトレード話に関して記事を公開。バッテリー組が一足早くキャンプインを迎える中、依然として進展が見られない主砲の現状を取り上げた。

■ブレグマン獲得、レッドソックスが候補から外れる

MLB公式のカージナルス担当ジョン・デントン記者は同日、「忍耐が必要――キャンプ開始時点でアレナドのトレード停滞についてモゼリアクが言及」と題した記事を公開。ゴールドグラブ賞10回を誇る名三塁手、アレナドのトレードが進展していない現状について報じた。
7日(同8日)には、カージナルスが残り契約6400万ドル(約98億4500万円)の多くを負担する意向を示したため、ドジャースヤンキースレッドソックスと再び話し合いを持ったとされたが、候補球団のひとつレッドソックスは同じ三塁手のアレックス・ブレグマン内野手を獲得。その後、具体的な動きはなくバッテリー組のキャンプインを迎えても状況は不透明のままのようだ。
ここから進展がなければ、アレナドがカージナルスの一員に残ったままキャンプに参加する可能性がある。ジョン・モゼリアク編成部長は「状況は進展していないが、引き続き交渉を続ける」とコメント。キャンプの雰囲気が例年とは異なる要因に、アレナドのトレード交渉がまとまらないことへの苛立ちを挙げた。
野手組の集合日を17日(同18日)に控えている中で、モゼリアク編成部長は「我々は大人だからね。気まずい瞬間もあるだろうとは想像できるが、アレナドはプロフェッショナルであり、現時点ではカージナルスの一員だ。我々は皆チームに合流すれば前を向いて進んでいくものだと理解している」と、語るに留めた。
カージナルスは昨季終了後からアレナドの放出を模索してきたが、契約にトレード拒否権が含まれているため交渉が難航。アレナド自身が希望する移籍先は限定的で、現在はドジャース、ヤンキース、パドレス、エンゼルスに絞られているとのこと。レッドソックスが候補から外れ、アレナドの第一希望とされるドジャースは積極的な動きを見せるだろうか。

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