1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「夫よ、それでも父親か?(怒)」インフルになった子どもたち。看病を一人で担う妻の【怒りの反撃】

「夫よ、それでも父親か?(怒)」インフルになった子どもたち。看病を一人で担う妻の【怒りの反撃】

  • 2025.2.14

「自分に甘くて、周りには厳しい」そんな人、近くにいませんか?
A子の夫はまさにその一例。
子どもたちへのやたらと厳しい態度にA子は頭を悩ませていました。
そんなある日、夫の行動が変わる出来事があったそう。何があったのでしょうか。A子から話を聞きました。

画像: 「夫よ、それでも父親か?(怒)」インフルになった子どもたち。看病を一人で担う妻の【怒りの反撃】

夫の態度にモヤモヤする日々

3人の幼い子どもを育てるA子は、日々忙しく過ごしています。

そんな中で、どうしても気になってしまうのが夫の態度。

自分に甘い一方で、子どもたちにはやけに厳しいのです。

例えば、子どもが外で転んで擦り傷をつくったとき、痛くて泣いている子どもに対して、夫は「そのくらいどうってことない!」と一言だけ。

ケガを確認することもありません。

それなのに、自分はちょっとしたケガや病気で、もう人生の終わりの如く大騒ぎします。

先日は、外出先で少し足首をひねっただけで「イタタタッ! 骨が折れたかも!」と騒いでいました。

病院での診察の結果は「軽い捻挫」。こんなことがしょっちゅうです。

A子は子どもへの対応とのギャップに、モヤモヤせずにはいられませんでした。

子どもが高熱でも知らん顔の夫

そんなある日、子どもたちが立て続けにインフルエンザにかかり、40度を超える高熱で苦しむ事態に。

A子は夜通し看病しました。

すると、隣で寝ていた夫は、子どもがうなされて「うーん、うーん」と声を上げるたびに「うるさい! おおげさだ」と怒鳴ったのです。

A子は「この子たち、今辛いんだよ!」と言い返しましたが、夫は全く気にする様子もなく知らん顔。

その態度に怒りが込み上げましたが、連日の看病で気力も体力も限界だったA子はこれ以上やり合う余裕はありませんでした。

夫がインフルエンザに!

数日後、今度は夫自身が38度の発熱。

インフルエンザにかかり「うーうー」と苦しそうな声を出し始めたのです。

その様子を見たA子は、これまでの夫の態度を思い返し、

「子どもたちは40度以上の熱だったんだから、38度はまだまだ大丈夫でしょ!」と喉まで出かかりました。

しかし、ここはぐっと思いとどまり、

「熱が高いと辛いよね。子どもたちも相当辛かったと思うよ。あなたもゆっくり休んでね」

とほんのり皮肉を込めて声をかけました。

夫の改心

夫は黙って聞いていましたが、翌日には熱も下がりすっかり回復。

それ以来、夫は相変わらず自分には甘い部分は残るものの、子どもたちに対して必要以上に厳しくすることはなくなりました。

A子の一言は、夫にとって自分の態度を振り返るきっかけになったのかもしれません。

夫なりの考えがあったのかもしれませんが、子育ては厳しいだけでは上手くいきませんよね。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。

元記事で読む
の記事をもっとみる