こんにちは！リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです！今回ご紹介するのは、とっても珍しいこだわりのチョコレート専門店です。
福岡市地下鉄七隈線六本松駅の界隈は、“裏六本松”と言われる地域も含め、隠れたところに素敵なお店が多いのですが、こちらの「to choclate」（トゥー・チョコレート）もパッと目を惹くコンテナ型の建物で、シンプルな造りが印象的です。六本松駅から北側に入った住宅地の中に、2022年11月にオープンしたお店です。
工房が見えます！
店内もシンプルな内装でとってもお洒落♪
道沿いからも、店内からも見えるのが、こちらの大きなガラス窓から見える工房！子どもも大人も、多くの方が足を止めて、中の様子を見ていましたよ。社会科見学のようにワクワクしてしまいます。
製造工程が凄い！
こちらのお店の工房では、菓子を作るだけなく、クラフトチョコレートの製造から行っています。クラフトチョコレートとは、仕入れた生のカカオ豆を焙煎し、皮と身に分け、身をすりつぶしてチョコレートの生地を作り、それを熟成させ、温度調整をしながら安定させて型に流し込み、チョコレートの状態にすること。そのクラフトチョコレートを元に、どんなお菓子が作られているのか早速見てみましょう。 こちらはオーナシェフが自信を持ってお勧めする「ボンボンショコラ」。半球の形が可愛らしいですね。
こちらのお店では、ボンボンショコラはお酒は使用せずに、マダガスカル、ベトナム、コスタリカ、エクアドルの各産地ごとのクラフトチョコレートをベースに、それぞれをガナッシュにして、薄いチョコレートの殻の中に入れて作っています。 カカオの産地ごとに、口溶けや後味や香りや印象などが全く異なっているそうです。
ローストしたナッツをオーガニックシュガーでキャラメリゼし、チョコレートでコーティングした瓶詰の商品は、リピート率が高く大人気！ 一口大で食べやすい「スノーボールショコラ」は、ビターチョコレートと、ペルー産カカオニブが混ぜ込まれたホロホロのクッキー生地のコントラストがたまらない美味しさです。クッキー生地には発酵バターの香りを感じ、カカオのカリカリ感も味わえて、一口に仕事の丁寧さを感じるお菓子でした。
サクサクのパイや、チョコレートが練り込まれた、食感も楽しめる焼き菓子も魅力的です。
こちらは、焼きたては外側はサクっと中はフワっとしていて、日が経つ事に食感の変化を楽しめる「フィナンフェ」。焦がしバターやガナッシュが混ぜ込まれた生地は、贅沢な味わいですよ。
日持ちは常温で 3日間
毎朝焼き上げる「カヌレ」は、プレーンとショコラの2種類。手作りのマダガスカルのチョコレートが生地に入ったショコラは、濃厚なチョコレートの味わいが楽しめるそうです。
出来立てが食べられます！
冷蔵コーナーには、チョコチップ入りの生地に、アングレーズベースで作ったガナッシュを流した「ティグレ」という焼き菓子が3種類。
毎朝焼きあげる「シュークリーム・ショコラ」は軽めのチョコレートクリームと生クリームのブレンドで、満足感がありつつも重たくない仕上がりなので、ご高齢の方にも人気だそうです。毎日出来立てが食べられるように、売り切れる分しか作らないので、早めに行くのがお勧めですよ。
普段使いから、プレゼントにぴったりのものまで、こだわりが詰まった商品ばかりで、どれもとっても魅力的でした。 「クラフトチョコレートとお菓子のお店です。カカオの産地別に特徴を活かして作るチョコレートと焼菓子を手作りでお届けしてます。」とオーナーの渡邉さん。 是非カカオの魅力がたっぷりと楽しめる「to choclate」の商品を味わってみてはいかがでしょうか。
to choclate（トゥー・チョコレート） 福岡市中央区六本松1-6-1 10：00～18：00 定休日 木曜 近隣にコインパーキングあり to chocolate official account(@to_chocolate_r) • Instagram写真と動画