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【原因は自分にある。】吉澤要人が喧嘩で勝てない人って?「バトルする前に”傷つけ合うのは良くないよね”と言って終わる気がします」

  • 2025.3.4

【原因は自分にある。】吉澤要人がarwebに降臨♡ 

吉澤要人

吉澤要人(よしざわ・かなめ)

2003年7月12日生まれ、東京都出身。ダンスボーカルユニット「原因は自分にある。」のリーダー。4thフルアルバム『核心触発イノベーション』を4月23日リリース。俳優としては主な出演作にドラマ『around 1/4 (アラウンドクォーター)』『家政婦クロミは腐った家族を許さない』、舞台『あたっくNo.1』などがある。ファーストソロ写真集『ナニモノ』が2月14日発売。

喧嘩したら”勝てない”メンバーは?「誰にも負けないですよ!と言いたいところですけど…(笑)」

吉澤要人

――哲学的な歌詞や、仮想的なパフォーマンスで異彩を放つアイドルグループ・原因は自分にある。のリーダーである吉澤さん。普段の活動とは世界観が真逆の不良役は刺激的でしたか?

本当に、毎日が刺激と学びに溢れていました。監督、共演者の方々、スタッフのみなさんが偉大な方たちばかりで、“この現場にいて勉強しないという選択肢はない!”という気持ちで挑みました。自分のシーンではない時も現場を見渡し、モニターを覗いたりして、映画作りの流れを身体に沁み込ませていく日々。その時は、アイドルである自分をまったく忘れていました。

――撮影期間中、気持ちの切り替えはうまくできましたか?

ちょうど、グループの春ツアーと時期がかぶっていたんですけど、ライブはお客さんと一緒に全力で楽しみますし、映画の撮影に行ったらリョーマとしてそこにいたので、完全に別物として捉えていました。

でも正直、現場では主演としての責任感だったり、撮影の進行についていくことに焦ることもあったので、気持ちの切り替えに悩む暇もなかったというか…(苦笑)。あの時は瞬く間に時間が過ぎていった感じがしました。

――焦ることで学びを得たこともあると思います。

アクションシーンはすごく勉強になりました。今まで映像作品で見てきて、あの臨場感を表現することに憧れていたんですけど、こんなに大変だったんだなと…。
細かく動きをつけていただいてちょっと確認をしたら、はいスタート!という速さでどんどん撮影が進んでいくので、そのスピード感にしがみつこうと必死でした。だからこそ、成長できたのではないかと思います。

――少年院で出会ったイクトの影響で、格闘家を目指すリョーマを演じた吉澤さん。役に共感できるところはありましたか?

リョーマはすごく人が好きな印象。目標に向かって誰かと一緒に努力することに幸せを感じるタイプだと思います。そこは、グループ活動をしている自分にも似ているところです。仲間を傷つけられた時の嫌悪感や、周りの人を大切にしたい気持ちにも共感できました。

吉澤要人

――W主演でイクトを演じた木下暖日さんの第一印象は?

この作品のオーディションで最初に見た時の印象は、“背、高っ”でした。身長が高くてスタイルもよくて。肝が据わっているような、しっかりとした佇まいでした。

――実際に共演されていかがでしたか?

彼は役に対しても作品に対しても、とにかくまっすぐ向き合っていました。
たまに10代の可愛さも垣間見える魅力的な人です。僕がリョーマでいられたのは、暖日がイクトだったからだと思います。一緒に演じていてとても楽しかったです。

吉澤要人

――夢に向かって突き進むイクトとリョーマ。アクションとともに、ふたりの関係性や気持ちの変化を織り交ぜ、人間らしさを描いた映画だと思いました。

人はひとりじゃなくて、誰かと出会うことで人生が変わり、夢を見つけられます。その夢を追っていく途中でまた誰かと出会い、さらに自分は加速できる。そういう“人と人との繋がり”“夢を追うこと”の大切さを感じ取れる作品だと思います。
観てくださった方も、出会いや夢に希望を持つことができて、“なんか明日が楽しみだな”という感情になっていただけると嬉しいです。

――ちなみに、原因は自分にある。のメンバーとバトルをして勝てなそうなのは?

「誰にも負けないですよ!」と言いたいところですけど…(笑)。武藤潤ですね。
力が強くて運動神経がとてもいいので。でも潤くんとはバトルする前に「傷つけ合うのは良くないよね」とお互いに言って戦わないで終わる気がします。

――吉澤さんがメンバーの中でこれだけは負けない!というものは?

学生時代からバレエを習っていたので、身体の柔軟性は負けないと思います。あと、全然怒らないこと。みんなの怒りの沸点が100度だとしたら、僕は200度くらい。結構高めです。リーダーをやらせてもらっているので立場上、強く発言しないといけない場面もあるけど、メンバーといるとハプニングが起こったとしても「楽しいね」ってきっとなっちゃいます

――グループのお話をしている時の吉澤さんはニコニコしていて、仲の良さが伝わってきました。最後にプライベートの質問! 釣り好きの吉澤さんが好きなお寿司のネタは?

お寿司は基本的にずっとマグロばっかり。赤身、ビントロ、ビントロ、赤身、赤身、赤身…みたいな組み合わせです。トロよりビントロのほうが、僕的にはほどよいとろけ具合なんです♡(笑)

『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』   (C)2024 YOAKE FILM / BACKSTAGE 格闘技イベント・ブレイキングダウンを運営する格闘家・朝倉未来と起業家・溝口勇児による映画化プロジェクト。かつて大ヒットを記録した『クローズZERO』の三池崇史監督を迎え、新たな不良バトル映画が誕生! 少年院あがりのリョーマ(木下暖日)とイクト(吉澤要人)はブレイキングダウンのリングを目指し、人生をリスタートさせようとしていた。しかし、地元の不良集団に目を付けられ予期せぬ抗争に巻き込まれていく…。絶賛公開中!

ar(アール)web

Photo:Kumagai Naoko

Styling:Oikawa Miki

Hair Makeup:Fujinaga Syohei

Text:Iida Honoka

Composition:Kamakura Hiyoko

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