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手作り至上主義の姑「孫にファーストフードを食べさせるなんて!」→ 夫がおもむろに口を開いた

  • 2025.2.13

「手作り=愛情」とする考えは、共働きが増えた現在も少なからず存在しています。知人のA子は手作り至上主義の姑からファーストフードを全否定され、罪悪感からうつむいてしまいました。そんなA子を見た夫は、姑にある告白をしたのです。

画像: 手作り至上主義の姑「孫にファーストフードを食べさせるなんて!」→ 夫がおもむろに口を開いて、、、

子にファーストフードを出すのはアリ? ナシ?

A子は小学生の息子がいる共働き世帯。夫婦で協力して家事を分担していますが、食事作りの負担は大きく、疲れたときは外食や総菜に頼っていました。
ファーストフードは、時間がないときの救世主。頻繁だと栄養バランスが気になるので、月に1回程度、息子にファーストフードを食べさせていました。

夫も「たまにならOK」という意見で、問題なく過ごしていました。
ところが、姑は手作り至上主義。ファーストフードを嫌悪して大反対してきたのです。

姑「手作りは子どもへの愛情!」

姑は「私は料理もおやつも全部手作りしてきた。惣菜やスナック菓子なんて一度も食べさせたことはない!」と、自慢げな態度で主張してきました。
姑は専業主婦、A子は兼業主婦ですが、そんなことはおかまいなし。

「手作りは子どもへの愛情よ。子どもにファーストフードを食べさせるなんて、愛情が足りないんじゃない?」と姑から言われたA子は、うつむいてしまいました。
姑の言葉に反発心を抱いたものの、どこかに罪悪感があったのです。

夫が姑に衝撃の告白

うつむくA子を見た夫は、おもむろに口を開いて姑にある“告白”を始めました。
「自分は子どもの頃、友達の家で出てきた市販のお菓子やジュースのおいしさに衝撃を受けたんだ。『うちと全然違う!』って。がっついて食べていたから、周りにドン引きされていたと思う。
一人暮らしを始めたときは、『ようやく自由だ!』ってファーストフードやスナック菓子を食べまくった。激太りして、ようやくやめられたんだ」と、姑に隠れてジャンクフードを食べていたことを告白したのです。

思わぬ事実を告げられ、姑は絶句!
夫は「禁止すると反動が出るから、自分は適度に子どもに与えたい。栄養バランスは良くないかもしれないけど、心の栄養も必要だと思う」と言って、手作り至上主義の姑を黙らせました。

手間がかかる手作りは親の愛情が感じられますが、手作りだけが愛情ではありませんよね。親子でゆっくりと食事を楽しむことも、子育ての中で大切なことなのではないでしょうか。

【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子
団体職員を経て、ライターに転身。男性が管理職、女性多数が一般職の職場にて、女性と仕事、男女平等参画に関する様々な理想と現実に直面し、それを記事にすることを志す。以来、組織に所属する女性を中心にヒアリングを重ね、女性が生きやすい社会生活に関するコラムを執筆中。

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